August 30, 2016

マルメ3日目

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マルメ逗留3日目、ようやく快晴の天気が巡ってきた。

ここは、ヨーテボリのように天候が変化しやすい地方のようだ。閑静な街の風情が気に入った。

テラスで食事中に雨がザァーと降ってきて室内に飛び込むこともあった。


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August 29, 2016

マルメで気づいこと

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SONY α7R II  Vario-Tessar 24-70/4.0

マルメというのは、Malmo (oの上にはウムラウトがついている)と書き、地元ではマルメともマルモとも言えない、「マルム」のような日本人にはおよそ発音できない母音で終わるらしい。

スウェーデン第三の都市だそうだけれど、これでは失礼のようでもある。しかし、第二の都市ヨーテボリもイェーテボリと和名を書く場合もある。まして、英語ではゴッセンバーグという。北欧の発音は難しい。

そんなことはどうでもよいのだが、コペンハーゲンでもその傾向を感じたが、東洋人が極端に少ない。たまに日本人か中国人を見つけることもあるが、マルメにきてからはまだ日本人を見ていない。これはヨーロッパの主要都市で見かける風景とはやや異質な風景である。
まして、最近の僕の風体はとても日本人に見えない、アラブ系のような形相をしているものだから、「どこから来た」と盛んに聞かれる。そして日本人だとわかると、とても愛着を持つらしくその後の会話が楽しい。
中国人はたまに見かけるが、その他の東アジアいや、アジア人そのものを見かけない。不思議な風景だ。

その昔、福沢諭吉が欧州人は碧眼・金髪でたとえようもなく美しく、優秀な白哲人種と呼んだが、そう、ぎゃくに彼らから見たら、僕らはヘンテコに見えるんだろうなと思う。

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コペンハーゲンからスカンジナビア半島へタクシーで行く

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コペンハーゲンは日本から行きやすいので行っただけであり、元々の目的はスカンジナビア半島の都市、マルメという。
コペンハーゲンからは列車が出ているので大変便利なはずだった。それで、コペンハーゲン中央駅にいくと、列車が出ないという。雷による地絡でも起こったのか、デンマーク、スウェーデンン一帯に電車の電力が停止していて、いつ走るかわからないという。
不思議なもので、駅の中で慌てているような人を見かけない。

仕方がないので、駅前に止まっていたタクシーを捕まえて、そのままスカンジナビア半島まで、橋を渡っていった。それが、上の橋・・・マルメ側から写した。

ところで、今回やや不審ンに思ったことがある。スウェーデンもデンマークもシェンゲン協定国であり、基本的にパスポートコントロールは圏内に存在しない建前である。それが急遽半年ほど前から、コペンハーゲン⇔スウェーデン間の陸路でパスポートコントロールが出現した、という。
ガイドブックにも、コペンハーゲンからマルメに行くにはただ電車に乗って30分で着くとかいてある・・・。のだが、実際には空港まで行き、そこで降りてパスポートコントロールを経てからマルメ行き列車に乗れということらしい。
実際には列車は不通だったので、タクシーで橋を渡ったのだが、最近まであった成田空港の関門のようなのが国境線の辺りにあった。たまたま、係官が少なくて、僕らの車は通りすぎてしまったが、結構いい加減というか、何の根拠でやっているのか不明だった。最近はじまったという辺りがとても不思議だ。難民問題がからんでいるのか・・・。
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ついてみると、それはそれは美しい街が出現した。
スウェーデンは2013年9月以来、実に3年ぶりの訪問だ。

北欧のよいところは、もちろん景色がよいとか、自然が良いとか、人が良いとか、いろいろあるけれど、何といっても南欧のような物騒さを感じないところが最高だ。街中が親切で朴な感じがしてよい。僕はスウェーデンが大好きだ。

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August 28, 2016

コペンハーゲン駅、午後9時45分

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SONY α7R II  Carl Zeiss Vario-Tessar 24-70/4.0

今はまだ現地時間27日。コペンハーゲン中央駅。
まことに迂闊ながら、今日ここに来るまで、コペンハーゲンが島の街であることを知らなかったし、デンマークの国土がどこにあるのかもしらなかった。これから約2週間訳のわからない彷徨が続く。

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August 26, 2016

明日は移動日

明日は移動日でupdate出来ないかもしれない。
行く先も多通貨地域であり、小銭の準備に一日費やしてしまった。僕は一度使った現金紙幣などは円転することなくそのまま持っているので、各国現金のバッグが一つある。でも今回は久しぶりに行くところや、初めてのところが有るので、手持ち現金では通用しないものが多い。で、何か月ぶりに大手町まで出向いて、現金を買ってきた。

クレジットカードでいいじゃないかという人も多いだろうけど、現金でなければならない事も多いし、クレジットカードは結構セキュリティが気味悪いので、ホテルなどでしか提示しないことにしている。

チップ(tipping)について、日本人は概して不得意な慣習だ。多くの日本人がベッドの枕に枕銭を置くものだと教えられているが、西洋人に聴いてみてそれが正しいと思ったことが無い。ただ、マクラにおいたチップは朝一にハウス・キーピングの親方らしいおばちゃんが各部屋を一巡して回収してしまう姿を随分見た。特にアメリカで・・・。これって、日本人の枕には小銭がナッテいるという経験則からだろうか。

一般に大陸ヨーロッパはレストランでも原則はチップは要らないのだけど、見栄ハリの日本人が結構沢山やってしまうので、ボーイも慣れた手つきでチップの欄を作ってこれ見よがしにみせる。
イギリスとアメリカはそれなりにやらないと、ボーイは良い顔をしない。この2国では結構な金額を払う事に成るのでいやだ。

ところで、ハワイなど御上り日本人が多いレストランでは、チップ込の清算書を持ってくるのに、更にもう一つチップの欄がある。これって、ものすごく馬鹿にしている。もちろん、最初の既に金額が書いてあるチップ欄はgratuity(心づけ)と書かれていて、多くの御上りにはその意味が分からないが、空欄で書きこめとされている欄にはTIPと日本人に読める様に書いてあり、悪質だ。

ところで、ホテルの所在地を問わず、ボーイに荷物を運ばせたとか、部屋を案内させたなど、ホテルで用を頼むときは、多少ながらチップをやるもんだ。
ここで、小銭が無いと往生する。日本の両替所では小銭までは売ってくれない。だから、外国からかえったら、その国の小銭は大切に取っておかないと、次にいったとき困る。

イギリスでは一ポンド銀貨、EUR圏では、1-2ユーロの二色貨幣・・・これは非常に使い道がある。さしづめアメリカでは、1ドル紙幣とquater 硬貨・・・これで自動販売機や駐車券が買える。ただし釣りは出ない。

今回行くところは、EUR圏でも、USD圏でもない・・・。

エキゾチックといわなくても、マイナーでなくても、米ドルとユーロ以外は現金を買うのは馬鹿みたいに割高ではあるが、まあ、フィーも片道だけなので保険のつもりで現金を使う事にしている。これは、30年前、ロクにクレジットももらえなかった時代、手持ち現金を毎晩数えて過ごしたロンドンでの越冬生活のときに染みついた貧乏性のようなものでもある。

91年の冬、僕はロンドンにいた。帰りの切符はもっていなかった。ただ、ひたすら戦争が終わるのを待っていた。生活費は送金されず、手持ちの現金のみが生活費だった。

あのころと比べると、随分生活は楽になったし、余計な心配しなくても現金を必要なだけ準備できるようになったけど、その分、夢と云う計り知れない宝物が減ってしまった。

と、思う。

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ROMAで使ったNikon D3300

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ROMA, Aug. 2014撮影、Nikon D3300(赤)、AF-S Nikkor 18-55/3.5-5.6 VR II

2014年の夏、初めて南ヨーロッパを訪れた。フランクフルトから旅立って着いた空港はローマ、ダビンチ空港。
いきなり雲助タクシーに乗ってしまい。ボストンバックを一個車内に忘れてしまった。時刻は深夜2時ごろのできごと。
ボストンバックには、人工呼吸器、PC、α7R用の充電器、カシオの高級電波腕時計など、高価な物、しかも人工呼吸器のように命にかかわるものも入っていたので、その事件いらい暫く悔しいやら心配やらで、滞在中ずっと最悪の気分だったという記憶が今でも鮮明だ。

爾来、というか、昔からヨーロッパ圏内のフライトでは荷物が着かないことを多数経験しているので、最低限のサバイバルが出来る様に荷物を重複化する知恵はあったものの、まさか、手荷物のボストンバックをごっそり雲助タクシーにとられるとは予想していなかったので、大迂闊であった。当時のフラグシップα7Rは無事だった者の、充電ができなければ一週間の撮影は不能だ。

その後約1週間ローマに滞在したのたが、あまり問題なく写真が出来たのは、スーツケースに忍ばせてあった、Nikon D3300とAf-s DX Nikkor 18-400mmが有ったおかげだ。

このカメラはあまりにもエントリー機なので、親指AFが事実上使い物にならないなど、プロユースには適していないものの、親指AFの真の意味が分からない程度のユーザーであれば、大して立派なモデルだ。それに、付属のキットズームも頗る優秀だ。
多分、ニコンのエントリー機で親指AFが上位機並みに使えるのは無いのかもしれないので、サブとして持っていくとなると、現行機ではD7200あたりか・・・。
しかし、このクラスのAPS-Cモデルはフルサイズ並みに大きいので、一層の事D750/610などのフルサイズを使った方が精神衛生には良いかもしれない。

ただし、フルサイズ一眼のレンズ特にズームはムタイにも巨大であり、それも高性能のものほど大きい・これもこまりものだ。

まあ、下らない話はこれぐらいにして、要はメインで使おうとしていたカメラが使えなくなったとき、サブのカメラをどうするのかということになる。ここで、α7をサブに持っていけばよかったともいえるけど、電源が失われたので、ここではワークしない。

その後、この事件に懲りて、ソニーの電源システムはかなり充実させて、荷物間でもバックアップ可能な程の個体を集めた。

あとは、速射性なんだけど、そりゃSONYよりはニコンでしょう。ただし、D3300はバッタのようなシャッター音なので、どうもノリノリになることが無い。で、スナップ失格という考え方もあるだろう。

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August 23, 2016

PC調達が早まりそう

今年の内はメモリを32ギガに増設してなんとかライトルームとフォトショップの同時立ち上げがスムーズに動作出来る環境にして、今のPCをあと1年ぐらいは延命するつもりでいた。

ところが、いざやろうとしたところ、win7のHome Premiumエディションには致命的な欠点があった。メモリ実装数の上限が16Gまでなのだ。もちろんプロエディションでは問題が無い。

こんなことなら、ロハキャンペーンの間にwin10にしておけばよかった。なんとも悔しい限り。

ただし、メインマシンは倒れてしまってはいけないので、これまでの代替わりも、新たなマシンを調達して、きちんと動作させてから、古いのを退役させる・・・フラグシップから降格させる。というリダンダンシーを敷いてきた。これが、安全な代替わりというものだろう。

で、結局win10かwin7 proで、高性能機を秋口には調達しないと、今年の作品作りの生産性が全然変わってくることになる。また、シグマ多用を考慮すると、古い方はシグマの現像用とする案もある。

9月中旬までにどうやって調達するか検討するよてい。CPU能力は今(3.9Gx4)の2倍超は価格的に無理かもしれないので、1.5倍、メモリは最低64G~128G SSD + HDD、高性能グラフィックアクセレレターなどが基本的なターゲットスペック。どうせ将来極端に安くなることは確実なのであまり超ハイエンドCPUは使いたくない。6コアあたりで良しとしようと思う。

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August 22, 2016

台風が通過した

台風9号が千葉県に上陸して、東京は多分眼の中に入った。23区では意外と風も強くなくて、雨もソコソコで済んでしまった。
こういう日は機材の整備などをやったり、半年ペンディングにしているPCのメモリ増設でもやれば良いのに、結局一日中NHKの台風速報を見ていた。

現在のPCは3年前に導入したものだが、CPU(コアi7、ブースト時3.9ギガ*4)の能力はマアマアなものの、メモリが16G実装でどうも不足気味だ。

LRやPSを単体で立ち上げる分にはほゞ問題ないのだが、jpegを使わない撮影方法を貫いているので、LRをブラウザ代わりに使う事に成る。
すると、どうしても、レタッチはLRとPSの連携処理が簡単なのでマルチタスクで使用する場面が多い。
というか、LRで足りない場合にPSを連携させるわけだけれど、この時大量のスワップが発生して、急に反応が遅くなってしまう。

次のマシンを入れる時は64ギガ以上のメモリが欲しいと思いつつ、ケチなものだから、デスクトップではWin Vista時代の32ビット版win7換装の古いcore2duoマシンなんかも使って、あれこれ誤魔化している。(32ビットマシンは命令実効速度はともかく、メモリーが4ギガもマップできないのでPSなどヘビデには向いていない)
買い替えを躊躇している理由は、今エクストリームエディションの10コアi7なんかで組むと、何十万円もかかるらしい。PCはデジタルカメラと同じく消耗品でしかもあっという間に安くなるので、暫く待っている次第だ。それに電源容量が1000Wなどというのがあって、これってAC電源回路をエアコンみたいに別途準備しなければならないのかなぁ・・・なんて。

また、カメラではあまり問題にならないけど、デスクトップPCは廃棄が面倒くさい。自作の方は筐体使いまわし、マザボはオークションなどと云う事が出来るとおもうけど、もう15年近く自作もしていないし、電源もどうなっているか調べるのも面倒くさいのでここはBTOと決めている。残念なことにかつてBTOのトップだったDellはいまでは半既製品のオンパレードでCPUの選択はおろか、メモリの実装数すら変えられない場合が多い。しかも、デルの品質は3年ぐらいで壊れる様に出来ているらしくて、これまでの経験では、光学ディスクドライブ、マウスなどからボロボロになっていく。
光学ディスクは使わなければよいだけだし、まあ、古いのを引っこ抜いて使い回しもできる。マウスはそのたびに買いに行かなければならないので堪忍してほしい。最近では、どうも一番新しい(といっても3年半使っている)マシンのどこかのファンがやたらとまわり続けて気味が悪いのだけれど、シャックがガッチリごみ溜めになっていて覗く事も出来ず、半分難聴の僕には音源の位置が特定できない。たしか、デルのPCは筐体カバーの開閉を検知する仕組みなので開けてみても止まってしまって分からないかもしれない・・・試してはいないのだけれど。
ひょっとするとNAS(自動オンオフ式)のファン音なのかもしれないけど、それも片耳難聴なので分からないままにしている。なんせ、僕のPCデスクトップの奥の棚には、PC2台、USB式HDD2台、NAS2台が並んでいて、どれから音が出ているのかもともと解り辛い。

先週少し精を出して掃除したので、ようやくPC周りの片づけも進んできた。
PC筐体のカバーも開けられる程度の余裕が出てきた。9月には半年前に購入済みの追加メモリ実装ができるだろうと思う。多分32ギガあればLR⇔PSのマルチタスクがスムーズになるんじゃないかなぁ。

とはいえ、このPCもデル暗黙の計画????寿命を超えているので、そろそろ代替を考えなければならない。

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海外撮影に最適なカメラ機材

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昨年までは仕事で海外に行くときはあまり写真はやらなかった。写真は仕事ではなかったからだ。
でも、アマチュア専業フォトグラファという場合は仕事とも云えず、なんというかまあ、昔のオリンピックの様な物で、アマチュアリズムの発露そのものとも云える。

さて、昨年はα7RIIの出鼻だったので、スペインで数千枚写してみた。古いタムロンもAマウント仕様のであればまず問題なく使える。作例は300mm端を少しばかりトリミングして整えたもの。このカメラは優秀だ。描写力だけならば、フルサイズクラスまでの全てのセンサーと比較してもトップクラスに入る。僕がしっているトップクラスとは、ニコンD800E(LPFキャンセル型、ニコンD810、ソニーα7Rなどだ・・・D810を除いては相当使い込んだのでよく判っている。もちろん写しやすさでは、D800/810系の旧ニコン3桁機のレイアウトが一番良い)

今年は、如何するか未だ決めていない。

写しやすいという点では一眼レフが一番良いのだけれど、騒音が気になる事と、運搬が大変なのであまり選択したことがない。まして、ひよって高倍率(x4以上)のズームをつけると結構アラが目立って、何のためのフルサイズ一眼レフなのか分からなくなってしまう。高倍率ズームはセンサーが小さい程相対的に有利らしく、コンパクトなどは大胆なのが平気であるのに、フルサイズ用のあまり良くない。
D800Eは優秀極まりないカメラだけど、連射速度が4枚/秒でこれは5枚/秒とは一呼吸違う・・・人物撮影ではやや遅いなあと嘆きたくなる。この点D810は改善されている。まあ、5枚から7枚程度写せれば、人写しの場合は十分だ。これ以上早くても表情がビシーっとくる確率は高まらないと経験が諭してくれる。
もちろん、動く列車とは車とかの人はもっと速ければ速いに越したことはないのだろうけど、言ってみれば、動き物は職人的なフォーカスポイントと、それ以外の大量のブレが主体なので、高画素数は要らない。まあいずれにしても、デカいズームは使いたくない。

すると、一眼レフ単焦点付というややオサレな方法もあるけど、それほど暇でもないので、許容できるズームと単焦点1-2本をスーツケースに入れて運び、現地で組み立てるということになる。梱包は気をつけないとレンズがやられるかもしれない。

今年新規に投入した機材でマンフロットのBefreeという超小型三脚を持っていくかどうか悩んでいる。普段使いのジッツォと比べるのは可愛そうだけど、あまりに華奢で怖い。

購入の際、価格が物を言った。マンフロットのBefreeは各種あり、長めのカーボンなどは結構高価だけれど、僕が選んだのはメタルの超小型で長さが30センチ程度、価格も1万数千円。これに対して、トラベル三脚の元祖を自負するジッツォのカーボン式ゼロ型は小さくても三脚だけで10万円、雲台の一番小さいのも4-5万円するので、15万円となる。もちろんゼロ型でも妥協は無くて、1型に遜色ない硬さなのだけれど、十倍の価格差にはくらくらして、どうせブレない三脚は無いなどと負け惜しみをいってマンフロットの軍門に下った。

なお、僕が普段持ち歩く三脚で一番使うのは近年ではジッツォのカーボン1型三段式に自由雲台。これは相当の長さがあるので、袋に入れて、背中にまるで忍者の刀の様に背負って運ぶ・・・。まあ、夜物を写す場合だけではあるのだが・・・。
でも、これって、近県以内の場合。飛行機で行くときは、スリックの小型アルミ三脚をスーツケースに入れる場合が多かったが、殆ど使ったことがない。面倒くさいし、写真が下手糞になるし、まして雲台が貧弱なので使い辛い。経験的に同じ太さでもスリックよりもジッツォは数段硬い・・・。

現在、マンフロットもジッツォも同じ企業グループになってしまったけど、ジッツォの妥協しない堅牢性は何十年使っても変わらない傍らで、マンフロットは随分とポピュラーなのを出すので、ブランドだけでは判断できないと思う。今回投入したBefreeは四段式の超小型のメタル製だ。昔の父ちゃんカメラの三脚よりは堅牢だけれどレリーズケーブルが揺れただけでブレそうだ・・・。ただそれでも感度2-3段は稼げそう・・・。なやましい。

今更ながら、ジッツォのゼロ型が欲しくなっている。

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怖い風景

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この一枚は1年ほど前に撮影した。この場所、怖い感じには理由が有るのだが・・・。

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August 17, 2016

秋の予感

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SONY α7R II , SONY FE90mm F/2.8 MACRO , Carl Zeiss 16-35mm F/4.0 FE ZA

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August 16, 2016

SONYのAマウントは消滅するの?

昨日、軽井沢の大賀ホールでバッハ、チェロ無伴奏組曲を子守唄の様に聴きながら居眠りをしてしまった。そう云えば、「βマックスは無くなるの」という新聞広告を打ったのは大賀さんの時では無かったかなぁ・・・と、不明瞭な記憶をたどっていた。

FEマウントシリーズの大三元にソニーが取りかかったと思われた時期と、α99後継が出そうで出ない話もあり、過去記事で、α99後継はFEマウントではないかなどど戯言を書いた記憶が新しい。まあ、その真偽は未だに判らないのだが、少なくともFEシリーズの開発ばかりが目に付くのは事実だ。

現在SONY のフラグシップは事実上7RIIということで良いと思うのだが、α7使いとして思う事がある。α7系の現行機種は随分良くできているし、不満も少ない上に素晴らしい長所しかも、ニコン、キャノンの一眼レフではとても実現出来ないであろうことも沢山あるのだが、所謂プロ基準を満たしていない部分が目につく・・・フールプルーフ、フェイルプルーフでない点も多く、その意味ではプロ基準のモデルを出すことは必須だと思っている。

たとえば、FEマウントはレンズ交換がシビアだ。電源を切った直後にささっとレンズ交換すると、エラーになって動作不良が起ったり、メモリ実装も一枚のみだったり、さらに下らない部分では、レンズのリアキャップの縁が大きく出っ張っていて、カメラバックの中の摩擦で外れてしまうとか、まあ、些細な事も含めると、ニコン/キャノンを使いたくなる理由は山の様にある。これはαマウントも同様だけど・・。

そして、現状もっとも重要な欠点はレンズが少なすぎる事だ・・・。
写真はカメラで写すというよりもむしろレンズで写すものであり、そのレンズがプァではどうしようもない。Carl Zeissがサードパーティーでもろもろのレンズを出したりしているが、どうもニコンのようにシリーズで焦点距離を埋め尽くすような均質さが欠けている。ニコンが凄い点はこの辺りであり、均質なグレードでレンズポートフォリオを提供している。ようは何でも写せるようにシステムが出来上がっている。キャノンも同じだと思うけど、良く知らないのでコメントできないだけだ。そして、Aマウントのアダプターはまだまだ完全互換ではない。

これら、壮大なシステムがキチンと提供できるならば、プロ用としての認知度はさらに高まると思うし、世のシリアスシューターの絶大な支持をえられると思う。地道な改善を続けなければならない。

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August 14, 2016

タムロンとシグマの相性

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↑はソニー α7R IIにシグマMC-11とタムロンSP24-70/2.8VCを接続したもの。

MC-11はシグマレンズしかもA,C,Sのカテゴリーのみの動作保証であり、それだけではいかにも悲しい。そこで、CANON EFレンズ群や、タムロンを試してみた。タムロンのSP24-70VCはAFは位相差式でビシーっと来ている感じがしたので、フィールドに持ち出してみた。

動作保証がないだけのことはあり、位相差式しかも、像面位相差式のみの動作らしく、感知しない場合がある。まして、このレンズはどういうわけかファインダー上には絞り値がきちんと出ているのに、ファイルに反映しないことが分かった。つまり、LRでみると、絞りは0と出てくる。
そのせいなのか、露出があれる・・・これはLAOWA15mmとにている。

まして、位相差式のみのピント合わせのためなのか、時折後ピンがでる。

今回は月末遠征ようのレンズを検討していたのだが、どうもタムロンはやめになると思う。

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August 12, 2016

Singularity   「シンギュラリティ」

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もしも貴方の目が昆虫の目のように複眼だったら、花火の真ん中の貴方には上の様な画が見えるのではないだろうか。(笑)

シンギュラリティという語、最近ではおかしなSF話のように使われているけど、もともとは万物の法則と考えられていた物が通用しない点の事をいうのではないかなぁ。上の画の歪みは魚眼の反対に歪んでおり、虫眼とでも呼んでもよさそうなパースを提供している。

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August 11, 2016

これも花火だ #5

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この植物の花、うにという人もいるけど、このやり方は案外簡単だけど、古いレンズがないと非常にやり辛い。

その次に、花火を接写すると、背景がボケるということ。。。(これは嘘だ)

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これも花火だ #4

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こんなのだって、アリでしょう。

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これも花火だ #3

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写真とは何かなどという難しい問題を持ち出すまでも無い。
これは(デジタル)写真だ。この辺りの技法から既にフィルム技法では出来ない領域がデジタル写真のレゾンデートルの一つになった。あとは、この画像をもとに絵筆を持ってくれるデバイスが出現すれば盤石だ。

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August 10, 2016

これも花火だ #2

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これは、自分でもあまり品が良くないと思っているが、習作として掲示する。

なにがどうなっているのか、少し解説すると、右下端が打ち上げ地点、そこから上昇軌跡が上方、そして左へまがって、画面中心で爆発している訳なのだが・・・。

もしも、貴方が鳥の目を持っていたら、上空、爆発点の近傍からはこの様に見えているかもしれない。鳥は双眼でほゞ360度が見えるらしい。

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August 09, 2016

これも花火だ

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これも花火だ。

そもそも、花火とはバーンと花が開くようになるというステレオタイプを捨てた時どうなるのか。
知人が通常シャッターで写すとどうなるかやってみた、というのを聞いて愕然とした。

そう、実は花火は点の集合体の筈なのに、僕らのステレオタイプは花のような火なんだ。

でも、それは僕らの脳が作った画であって、本当は違うということ・・・それから始まれば、現実は如何様にも解釈できる・・・ということではないかなぁ。

ps
単細胞の無知ゆえの疑問だとおもう。
フィルムの時代とデジタルになってから、写真家は何が変わったのか。
…これは単純な疑問でもあり、写真家必殺の疑問でもある。

かつて、フィルム時代は、コマーシャルのプロはホジブィルムを写す技量が必須だったに違いない。
純粋写真ではプリントの技量が問われたに違いない。植田正治の水道橋の作品が典型だろう。

そして、デジタルになって、デジタル処理技術が必須の筈なのだけれど・・・この点、案外無視されている様な気がする。
僕の意見は、デジタル時代、自分が出力するデータのピクセル1つに至るまで管理して操れる技術がなければ一流ではない。僕が良く書く一ピクセルレタッチも含まれるし、デジタル技術について広範な知識がなければ、デジタル写真は本物にならない。既にフィルムの代替の時代は終わり、デジタルは新しい表現型として定着したのだ。

シグマには大変迷惑な話なので例えとして書いているのだが、シグマのカメラは専用現像ソフトでしか現像出来ないという劣勢条件を上手く使ってシャープ感が高いことを効果的に宣伝している。シグマの専用現像ソフトの味付けでは、1ピクセルに対するアンシャープマスクが非常に大量に使われてるようだ。
この方法は相当の効果が出ている、世の素人衆がそれ(ピクセル100%画像)を眺めて・・・「物凄くシャープ」と驚くのと同じように、デジタルの世の中では素人を驚かすことがもっとも重要になった。(シグマは素晴らしいメーカーだと思う・・・ここで決してシグマの解像力が悪いといっているのではなくて、専用現像ソフトの味付けがマーケティングのエンジンになっているとう例を述べた)

写真の本質は変わらないでいてほしいけど、既に「本質」「原質」か割れりつつあるのではないかとい危惧を感じる。

写真のブロードな性質のうち、(芸術的)純粋写真に限って述べれば、もう、ライカ使いの呪文のような精神論は陳腐になりつつあるんじゃないのかなぁ・・・とさえ思う。

「見る目」なんて高尚なテーマは習っても習得できない。見る目が無い人は一生見る目が無い。そんなこと言われて勉強する人は可愛そうだ。もともと見る目が無かったらもっと可哀そうだ。その人は写真の闇の部分に沈んでしまう運命だ。

一方、そういうこと言っている御仁こそ見る目が無くて、くそつまらないんだなぁ。
僕は、ほそほと愛想が尽きている。

「見る目・見る目」と教えられるものだから、一生懸命見てはいる。でも、そもそも、脳みそがボンクラだったら、何も感じない。で、何も感じないものを一生懸命見て、ついでに高価な高解像カメラでガチャっと撮る。パースもディストーションも撮りっぱなし、この不愉快パラメーターは素人基準のままで放置される。
つまり、技術がともなわない見る目というのは、多くの障害によって、本当に取るに足らないものになってしまう可能性がある。

要はストーレートであればそれが本当にストレートに見える事、シュールであればその技法がバレない程高度であること・・・が必要なのではないか。

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August 08, 2016

椎名則夫写真展「一期一煙」

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椎名則夫さんの個展「一期一煙」が四谷の日本写真文化協会・ポートレートギャラリーで開催中。

僕は鉄道写真はやらないけど、この大きなマット紙に描かれた美しいモノクロプリントはとても素敵だと思った。銀の画かと思ったほどのなだらかなグラデーションが奏でる詩情溢れる作品群は最近では類を見ない。

作家の椎名さんにはお土産のハガキまで頂戴し、恐縮至極、お礼申し上げます。

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Galaxy

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August 07, 2016

市川市民納涼花火大会 2016 #5

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AiAF Nikkor 20mm F/2.8D D800E

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市川市民納涼花火大会 2016 #4

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AiAF Nikkor 20mm F/2.8D  Nikon D800E



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花火の写し方 #3

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AiAF Nikkor 20mm F/2.8D  Nikon D800E

花火の写し方は区々であり、それぞれ好きなように写せばよいのだが、上の様なのをやる時は、万難を排して爆発地点に近い所から、超広角レンズで写すのが良いかもしれない。

作例撮影の時、大量の火花の灰を浴びて、眼を負傷したほど近づいている。バーンと破裂したあと、パラパラパラと灰が降ってくるような位置から写した。

次々と火器がさく裂して、其の爆風が戦闘員ならずも従軍写真家の頬をかすめ、吹抜けていく様な条件で世界に驚異の作品を次々と送り出した巨人キャパ、その恋人・パートナーであるゲルダ・タロウがロバート・キャパにアドバイスした、「あと半歩前進して・・・」は今でも正しい撮影法だ。(キャパか言ったという言説は、多分ゲルダに云われた後にそれを使ったのではないか・・・実際ゲルダの方か上手い様な気がしているんだけれど・・・)
なお余談だが、僕の写真における号は「くーすけ太郎、Kuusuke Taro」としているが、このTaroは恐れ多くもゲルダのそれを拝借した次第だ。

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市川市民納涼花火大会 2016 #3

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AiAF Nikkor 35mm F/2.0D Nikon D800E

これまでの全ての作例は合成や多重露光の技法は全く使用していない。何れもシングルショットである。

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市川市民納涼花火大会 2016 #2

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AiAF Nikkor 35mm F/2.0D Nikon D800E

花火の撮影はMFで写す。基本のピントは無限遠だが、露光中のピントはファインダーでは判らない。この時、手探りで無限遠の位置が分かるのは古いタイプのMFの雰囲気漂うレンズが適している。しかも、ローレットの感触は軽ければ軽い程良い。

僕はこの条件にもっともよく合うレンズはDタイプNikkor以外には知らない。カールツァイスなどの重厚なMFは良くない。とにかく、小指でも回せるMFでかつ緻密に無限遠が分かる物が良い。
そして、フレアやゴーストは極力でなくて、解像力というよりはむしろヌケが良いデジタル向けに作られたレンズが適している。しかも、ダイナミックレンジが広いカメラに装着できるマウントということになると、非常に限られた選択になる。

今回僕は、20/35/50三本のDタイプニッコールを持って行ったが、三本合計でも600g程度だ。この軽便性も無視できない。

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市川市民納涼花火大会 2016

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2016年8月6日撮影 AiAF Nikkor 35mm F/2.0D D800E

馬鹿とレンズは使い様・・・とは云わないけれど、花火の場合、最新のレンズがどんなにシャープに写っても、Nikkor Dタイプレンズの出番となるシーンだ。理由は追々述べることにする。他社のレンズも最新のものは敬遠した方が良い。また、ズームも表現的には魅力的だが、適していないものが多そうだ。

ちなみに、この花火大会は東京側から見ると江戸川花火大会となる。動員数は数十万人程度だろうか。

今回は発射地点よりも北側から写すために数人の仲間に混ざって市川駅から歩いて川岸まで、・・・。市川の駅がこんなに混むのは一年にこの日が最高だろうか。とにかく、終わってから駅まで人人人人で歩けない。

駅の近くで食事をしようとしてもドコモは入れない・・・。ということで先ほど帰宅した次第だ。

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August 03, 2016

LAOWA 15mm F4 Wide Macro with Shift 短評

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この挑戦的なレンズの短所はいたるところにある。
① ボディーとの間で電子的な連絡は全くない、フルマニュアルレンズ
対策→
もともと超広角なので、MFといっても、ほんの一ミリ程度無限遠から手前に回せばパンフォーカス、絞りはF8-11の間で固定しておいても問題はない

② シフトは横位置のみでライズとフォールだけ、あたりまえだけど、縦位置では左右スイングのみ、リボルバーがないから、しかもその場合APS-Cでしかまともな用途では使えない
対策→
まあ、シフト出来ないのが普通のレンズであり、シフトができるということは素晴らしい

③ 自動露出がこけることが多い(EOS 6Dで確認)ので、露出ブラケットの様に何枚か写す事がマニュアルの説明紙でも推奨されている
対策→
しょうがないなあ

④ マュアルの誤記(誤訳ではなくて、元のマニュアルの誤記だと思う)で、ディストーションが少ないように書かれているが、とんでもない
対策→
APS-Cで24mm相当のシフトレンズと思えば素晴らしいし、APS-Cのイメージサークル内では樽型中程度のディストーションにおさまるので補正し易いただし、シフトするとイビツな歪曲になることを覚悟

一日で気づいた点だけでもこれだけあるから、これでも良い人・・・相当の超広角マニアに限りおすすめ出来る。そうそう、あと、超広角でマクロをやりたい人向けでもある。
また、あえて変なシフトを使って、シュール感(僕はこれに憑りつかれている)を楽しみたい人にもお勧めだ・・・。

まあ、普段からあんまり広角は好きじゃないという人々にはお勧めではないのだろうと思う。特にディストーションとパースの区別がつかない人にはお勧めではない。

あと、これだけ超広角の割には結構シャープレンズだ。僕がもっている比較対象として、旧型のSuper Wide Heliar 15/4.5(デジタル対応前)と比べると、此方のLAOWAの方がずうっとシャープ・・・LAOWAでは思い切りレトロフォーカスになっている事も影響していると思う。

これまで純中国産のレンズはシーガルの安っぽいズームだけしか持っていなかったが、これと比べたら1000倍良く写ると思う。超広角の割には、フレア・ゴーストなども気にならない。

まあ、普通の写真を写したいならばS W Heliar、シュールならばLAOWAということだろうか。

ともかく、APS-C用のシフトとして使う事はさらさら考えずに、このレンズの変な所を使ってやろうという根性でもないがぎり、この得体が知れない上にそれなりの価格のレンズを使うことはないだろう。

でも、ちょっと、いや相当に気に入ったんだなぁ。これが・・・。

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イメージサークルの限界

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LAOWA 15mm F/4.0  CANON 6D 

上部左右の「ケラれ」は、シフトによって写しだされたイメージサークルの端を現わしている

この途轍もない挑戦的レンズのイメージサークルの限界には、強烈な陣笠状のディストーションが待っている事が判明した。

でも、この変な歪みは妙に強い吸引力がある。
僕はこのディストーションの虜になりつつあった。

cutting edgeの風景がそこにある。

全てが電子の力で作られている現代のデジタル写真ではイメージサークルの破たんなどあまり起らない現象だし。19世紀~20世紀の作家が使った大判のレンズには然程の広角はなかったし、設計もコンサバだったので、こんなに変な描写が出るレンズはあまり見かけない。
もちろん、APS-C用レンズをフルフォーマットに装着すればケラれる場合が多いけど、端でこれ程歪んだ例はあまり見かけない。
何故かと云うと、APS-C用の超々広角レンズは稀だからかもしれない。

でも、この変な歪み・・・何かそこに新しい感性がありそうなので、僕はとりつかれたように写し続けた。

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August 02, 2016

LAOWA 15mm F4 Wide Angle Macro with Shift

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LAOWAって、興和かとおもったら、「老蛙」と書くということだ。
最近出てきた中国メーカーらしい。
穿った見方で違っているかもしれないけど、このメーカーは海鷗・・・シーガルのようにどこかの日本の大手のマニファクチャーラーだったのではないか。あまりにも、良くできているので感心すること頻りだ。

今回キャノンEFマウント用のを用意した。説明書にはその記載が見つからない(いや最後に書いてある)のだが、このレンズのシフトはAPS-Cでは問題ないものの、フルサイズだとケラれるようだ。6Dのファインダーでは端まで見えるような気もするけど、多分端はケラれているんではないかというビグネットを感じる。

しかも、縦位置で構えたいところだけど、このレンズはリボルビング機構が無いので横位置のライズ、フォールノミしかも、シフト量は、ゼロ、±6mmにノッチがあって途中で止めることは難しい。

ここまで不足点を書いて、なおこのレンズに魅力があるかどうかは写してみないと分からない。

さっそく明日実験してみようと思う。多少ケラれたとしても、これまで多分15mmのシフトレンズは特製以外では存在しなかったのではないか。横位置のみというのが悲しいのだが・・・。(だれかEマウント用のリボルビング・アダプター作っておくれ)

なお、レンズ鏡胴のメカニズム的な質感は高級で、コシナが手掛けるCarl ZeissのZFシリーズなどに近い。また、ペダルフードはキャノンやニコンのそれに近く。レンズキャップはニコンに酷似している。
絞り環にグリースが付いていないのではないかと云う乾いた感じは古いニッコールのピント合わせを思い出す。

これでキチンと写れば、SONYにも使える優れものだ。つまり、シグマのMC-11を応用しても良い。どうせ絞りもAFも無いのだから。さらには、安い筒だけのマウントアダプターで良い。マウント部分さえ調達できれば、リボルビングは然程難しい方法ではないので、自作もアリではないか・・・。旋盤があればかっちり作れるけどこれだけ太い筒を作ったことはない。で、適当な筒を見つけてくれば良いだけかもしれない。・・・ワクワクする。

ニコンF用にしなかったのはチョッと悔やまれる。たまたま流通在庫を発見できなかっただけなのだが・・・。FマウントからはEFマウントにも使えるし、SONYにも使える・・・。これはちょっと失敗かもしれない。まあ、このようなテクニカルレンズは使えることが重要なので、先ずは使ってみたいという欲求の方が強かった。

僕がマルチマウント運用に拘っているのは、好きなレンズがまずあって、それを使えるボディー環境が必要だからだ。だから、キャノンもニコンもSONYもやっている訳で、レンズ選びが先に来ないボディーはシグマのSDシリーズだけだ。

なお、シフトしなくてもフルサイズでは絞り込まないと周辺減光(vignetting)が激しとかかれている・・・この点も要注意。

このレンズのスペックで、一番驚くのは1/1マクロである点だろうか。ただし、レンズ面間近にピントが来ることも有り、ライティングが難しい。撮影距離13cmで1対1なるらしいが、それはセンサー面からの話。レンズ前玉からは1センチ以内ではないかと思う。

もっとも報道と違う点は、このレンズにはそれなりのディストーションがある。LAOWAのメーカー側のマーケッターか、代理店が写真用語を間違っているらしく、パースの事をディストーションと書いているようだ。パースは当たり前だけどある程度補正できるのがシフトレンズというものだから。

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ここで、日頃から不思議に思っていることを書くと、今日的というか、近代的透視図法において、収束点は何点か置くことが出来るものの、絵画的な世界では垂直(鉛直)は平行に描くという決りがある。

これって、鉛直線方向のディストーションの補正に似た効果をもたらす。しかしながら、カメラのレンズに無限のディストーション補整を求めるというのは、科学的現実に合っていないのではないかと疑問を持つことがある。つまり、究極の1点から透視した場合、水平、および鉛直の透視図に平行な線は、透視図にも平行に描かれるとされているけど、実際には、あまり広い画角になると、人は振り向いたり、のけ反ったりして見るだろうから、厳密な透視図とは違って見えるんじゃないかと思うのだけど・・・。これは、間違っているのだろうか。

人の肉眼の画角は多分180度以内、130-150度以上程度ではないかと思われるが、これに眼のキョロキョロとか、首の動きを取り混ぜるともっと広くなる。そのキョロキョロの時には消失点(収束点)が発生するはずだから・・・。


あくまでも遠近法ではレトリックとして鉛直を平衡にしているのであって、厳密に言えば、この部分は透視図法ではないのだから。

考え出すと頭が痛くなる。

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