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2008年12月22日 (月曜日)

写真の見方・・・D3xの画像・・・ピクセル等倍???

アサヒカメラ1月号(昨日発売)に、ニコンD3xの記事が掲載されています。内容については、まあその通りだろうと思うような事で、私が主張してと似たような事、つまり「生煮えの2450万画素センサー」についての批評は非常に婉曲な表現で書かれており、筆者のご苦心が良く伝わってきました。

しかし、記事の最後のあたりで、ピクセル等倍まで拡大したときに、これまで気にならなかった、ブレなどが気になるというような意味のことが書いてあって、吹き出してしまいました。

モニターのピクセルはよく知らないけど大体72dpi程度だと思うのですが、(違っていてもこの話では五十歩百歩) モニターで25メガ゛ピクセルを等倍で写真の全体を写せるモニターって、どのぐらい大きいのでしょうか。・・・そんなものまだ有りません。おそらく、ハイビジョン10台ぐらい必要でしょうか。それも、平面に、ケヌキ合わせした状態で。

 仮に紙媒体にプリントしたときに、300-200dpiで印刷してピクセル等倍つまり100%で描出しなければならないことは、展示会や、巨大ポスターなどで必要なことはわかりますけど、そもそも、近寄って見るというのは、写真を鑑賞しているのではないのですよね。その写真に干渉しようとしているのですね。

 人間の目というのは良く出来ていて、あんまり見えていないんだけど、自分の前面の全てが見えているような気がします。でも、凝視できる範囲って意外と狭いものです。・・・眼科で緑内障の検査をしたことがある人は分かると思います。何を言おうとしているのか。

 従って、写真を鑑賞するにはちょうどよい視野角、別の言い方をいうと、写真のサイズごとに、もっとも心地よい距離というのがあるはずです。大きい写真はそれなりに遠くから、小さい写真は近くで。あたりまえでしょ。

自分の写真を展示していると、見に来てくださっている方の距離を観察(失礼)していると、どのぐらい写真や絵画を見慣れているか、結構分かります(すみません)。ぐっと、近寄って観察されている方は、写真を見ているのではなくて、粒子を見に来ているのでしょうか。

最近のweb上や雑誌での批評を拝見していると、この100パーセントに拡大してみると、どうのこうの、という記事が結構な頻度で目に付き、ひどいときは、PCモニターで鑑賞することが多くなったので、「100%まで拡大して鑑賞する人」が増えた、というようなことが書いてありますが、それは鑑賞ではなく、干渉ではないでしょうか。

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