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December 25, 2014

写真という呪縛から

杉本博司さんの作品を拝見するにつけ、これは一体何か・・・、と、心が洗われる思いがする。Wikipediaで調べると、杉本さんは写真家ということになっているが、芸術家だと思うが写真家なのだろうかと思う。そう思う僕の心が写真とはかくあるべきという呪縛に囚われているからなのだろう。
写真かくあるべきと思ったとたんから、写真がうめき声を上げて死んでいくような気がしてならない。

デジタル写真がこれほど普及して、その性能も目を見張る程に向上した今日、デジタルは明らかにフィルムとは違う琴線上に存在する。で、過去を偲んでデジタルの悪口を幾ら云ってみても何も生まれない。全然違う手法で画像を生み出しているのだから、心の感じる場所が違うのはあたりまえだろう。

写真唯一のアイデンティティは有る瞬間・・・つまり物凄く短い時間に起こる通常数百ナノメートルの電磁波の流れをおよそレンズという主に鉱物性の道具を用いて、ある焦点に結像した結果を記録したもの、およびその類似物という程度の事でしかない。
それ以外の部分では、光が電子に及ぼすエネルギー変化を何がしかの方法で画像としてとらえたものという程度の定義だろうか。

写真かくあるべきという狭量な呪縛からどうにかして逃げ出したい。と、思う2014年12月25日であった。

↓はニコンDf  Af-s Nikkor24-85 VR
Dsc_0143



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