« ラ・カンティーナ・カンチェーミ その3 | Main | インフルエンザに高麗人参 »

March 04, 2015

花粉症の薬

Dsc01046
(撮影 本日、SONY α37 Tamron 90/2.8 Macro 旧)

今日の午後、陽気が良くなったせいなのか、猛烈な花粉症アタックを受けてしまった。

大手大衆薬メーカーの鼻炎薬は効き目が良いが、結構高価だ。それに、ラミネート包材を使っているので、1シーズン分を一度に購入すると、相当なカサになる。

医師に処方してもらう第二世代抗ヒスタミン剤は眠くはならないが、あまり効果を感じない。

僕の症状は大抵鼻炎と咳なので、最も使い易いと思うのは第一世代のマレイン酸クロルフェニラミン(目薬の主成分)なのだが、この薬は殆どOTC単剤で入手することは困難だ。勿論、高価な合剤の主剤ではあるのだが、不思議でならない。

写真(右側)は一昨年アメリカで見つけたクロルフェニラミン剤4mg 100錠ボトル(僅かに5センチほどの大きさの瓶)で20ドルはしなかったと思う。日本で買える合剤には2mg程度の含有なのでこちらの量はちょっと多い。でも良く効く。日本では処方薬でポララミンという名で2mgか6mg(これは徐放剤)の錠剤がある。昔はアメリカンファーマシーでOTC剤として売っていたのだが、それ以外の店で見つけたことは無い。そもそも、薬局でポララミンを呉れというと、処方箋が要るといって断られる。不思議だ。アメリカンファーマシーは治外法権だったのだろうか??

この20年以上、この点について日本は後進国だと思ってきた。合剤に同量の含有があってOTC剤として売られていても、単剤だと処方薬となるというのはおかしくないか。上記のクロルフェニラミンなんて、風邪薬や、鼻炎薬には当たり前のように使われているし、目薬の有効成分として昔から売っている。のに・・・。(単剤だと安すぎて売れないのだろうか、大衆薬の合剤は眼が出るほど高価だし…)

もっとも不思議なのは、局所麻酔薬であり強心(抗不整脈)剤にもなるリドカインだ。これは歯科用麻酔や、局所麻酔(注射)として数パーセントの濃度のモノが医家用として使われている。日本ではメーカーが付けた名前でキシロカインという有名な麻酔薬だ。このスプレー剤は僕の場合群発頭痛の有効な点鼻薬になる筈で、アメリカでは第一候補薬とされていた時代もあった。しかし、日本でこのスプレー剤を素人(非医師)個人が持つことは出来ない。つまり、どんなに痛くてもこのスプレーを自分であるいは保険適用で使う事は出来ない。(かった)

ところがだ、このリドカインは一部の点鼻用OTC薬剤には0.5%程度の濃度で含まれている事が有る。これで群発頭痛が治る人も居るらしい。いまではもう亡くなったと思うが、「ベンザ鼻炎スプレー」には0.5%のリドカインが含有されており、藁をもつかむ気持ちで何本も購入したのは2000年のころだったのか。まだ、群発頭痛様に保険適用内服薬が無かった時代の話だ。

その後、市販されている液体状傷薬をよくよく見ると2-3パーセントのリドカインが含有されている傷薬は少なくともアメリカでは山のように売っている。これをドラッグストアで見つけた時は愕然とした。3パーセントリドカイン剤は日本では素人は持てない。(個人使用には処方されない)
そもそも傷に塗れる薬だから、粘膜に接触し劇薬に成る様な成分は無さそうに思えた。

結局、僕はこの傷薬を点鼻用の容器に詰めて、群発頭痛発作の時に使ってみた・・・まあ、僕には効かなかった。群発頭痛の痛みは半端ではないので、スプレーでは効かないし、脳みそに注射するわけにもいかない。

下の写真は、アメリカ製液体バンドエイド、成分に2パーセントのリドカインが含まれている。
Dsc01048


Dsc01050




少し話がずれるが、胃カメラを飲むときに喉に噴射するのが3パーセントリドカイン(製品名はキシロカイン)なので、どの程度の麻酔効果が有るか、想像できる人は想像できるだろうし、歯科用麻酔は同程度の濃度のキシロカイン(リドカイン)とエピネフィリン(アドレナリン)の合剤だ。(この場合のエピネフィリンは止血剤としての作用が期待されている、もちろん血圧上昇リスクもある)

まあ、このリドカイン含有の液体傷クズリを局部に注射すればその程度の強力な麻酔効果があるとも云える。(決してやってはイケけない)

+++

また、日本では漢方にかなり寛容で、相当危険な成分でもOTCでいくらでも買えるのに、その主要成分だけの単剤はOTCで入手することは出来ない。障りがあるのでその成分が「何」とは書かない。まあ、漢方でラリッてしまったという話はあまり効いたことが無いので、問題は無いのだろうか。

云っちゃあなんだか、サポニン成分豊富な人参(高麗人参≒オタネニンジン)が我が家にはどっさりある。乾燥処理した缶詰めで、中国黒竜江省・長白山の土産品で・・・朝鮮では白頭山と呼ぶ名山産だという。黒竜江省の方々から頂いものだ。
一つの缶に20本位の牛蒡みたいな蜜漬の様な物が入っている。これをホンの一本(小さな小さな小型葉巻位の大きさ)をだして、大鍋で煎じると、人参湯(本当は独人参湯)の様な物が出来る。これって、お茶の様なつもりで飲むと大変な事が起こることを我が家の全員で人体実験してしまった。動悸、息切れの類が発生し、人参は体に良く効くことを実感する。これを死にそうな人に投与したらさぞかし生き返るだろうと確信した次第だ。

で、話を戻す、

左の瓶もアメリカで入手したセチリジンという第二世代薬で、先発剤はジルテックとして名が通っている。ジルテックOTC剤は一錠100円程度はすると思うが、写真の瓶は90錠入りで20-30ドル程度だったと思う。ちなみに、僕にはこのセチリジンは殆ど効果が無い。が、この季節のオマジナイとして毎日一錠飲む。勿論保険適用で処方してもらっても良いが、煩わしいし、実際にも結構高価だ。
ちなみに、この90錠瓶一個あれば凡そ1シーズン分となる。

以上の薬剤は鼻閉や目には殆ど効果が無いので、別途強力な(ステロイド)点鼻、点眼用処方薬を出して貰う必要があるが、花粉症一般では、僕には第一世代抗ヒスタミン剤であるクロルフェニラミンが一番使い易い。
ただし、この薬の単剤はなかなか見つからないので、一昨年見つけた時は数瓶まとめ買いしておいた。(というか、ドラッグストア延べ50回程度廻って初めて見つけた)

いずれにしても、暫く憂鬱な季節が続く。

|

« ラ・カンティーナ・カンチェーミ その3 | Main | インフルエンザに高麗人参 »

TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (272E)」カテゴリの記事

SONY α37」カテゴリの記事

Comments

俺の花粉症は軽めなので今日みたいな日でもそれほどは難儀しませんでした
おかげでカワヅザクラや梅の花の蜜を吸うメジロを何枚か撮れて少し嬉しい
日でした
しかし くーすけ 様にはつらい季節ですね

話は変わるようですがFEレンズのファームアップが広報されたようですね
http://www.sony.jp/ichigan/update/
お手持ちのレンズもキビキビ動くようになるかもしれませんのでご確認を

あと面白い特集記事がありました
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20150304_690288.html

後半はα7Rでのテストのようですが前モデルと違って周辺マゼンダ被りが
改善されていてレンズの改良だけでもこれほどに変わるものかと驚きました
こちらは外に出歩くのが辛いお暇なときにでも

Posted by: . | March 05, 2015 01:04

後段の15/4.5SWH の記事は私も読みました。まあ、ディスタゴンタイプになったんですかね。そもそも旧タイプの超可愛い形が好きだったのですが、新しいのはちょっと大きい…ん。まあ、旧タイプはそんなに解像するレンズでもないので無理して使おうとは思わなかったけど、ディスタゴンの様になってくると解像力が上がっているかもしれませんね。

Posted by: くーすけ太郎 kuusuke | March 05, 2015 19:29

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« ラ・カンティーナ・カンチェーミ その3 | Main | インフルエンザに高麗人参 »