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June 29, 2015

ギリシァ(ギリシャ)の崖 (3)

ギリシァが崖から落ちそうだ。EUは既に匙を投げてしまった様子だし、ギリシャ国内では国民投票をするらしい。

憶測だが、国民投票をすれば僅差でユーロ圏にとどまりたいという結果になる可能性に期待したい。逆に考えると、それがこの国がヨーロッパの一員であることの証しでもあり、とりわけOECDの原メンバー国でもあるかつての大国が、不謹慎な国民ばかりで構成されていないという事に一縷の望みをかけたわけだ。

そもそも、OECDは兎も角、「ユーロ」は冒険し過ぎだったのかもしれない。ヨーロッパは一つという崇高な理念は結構なことだか、通貨主権を他人に渡してしまった結果、一種の金本位制に逆戻りした感がある。それも、贋金の本位制に。

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ま、云ってみれば南と西との民族性の違いが綻んだということなのだろうか。

色々見渡すと、ISの暴走なども、元を正せば西型価値観への反発であり、150年に亘りモノマネ小猿をしてきたこの国に対する警鐘とも聞こえる。

西型の価値観は本当に正しいのか、それ以外は本当に野蛮人なのか、少しよく考えてみる必要がありそうだ。

この国で西の価値観を最初に導入したのは当時の長州ではないかと思う。英国艦隊のアームストロング砲の威力に心底驚いた最初の日本人達だったはずだ。西にはとてもかなわない、と思ったはずだ。そして、明治開国当時に出来た日本人の傾向は今日なお脈々と息づいてているところが凄い。

ギリシァでは、「ヨーロッパに行く」という言葉があるらしい。そう、かれらはヨーロッパと自国とに彼我の差を知っているのだ。さすが哲学発祥の国である。

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