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June 28, 2015

デジタルの匂い、フィルムの濁り

最近聞いた話題で、デジタルカメラの今日、クラッシックカメラの表現の再現に苦労されている話が頻繁に出て来る。

特に、フィルムの粒子が欲しい人が多い。次にカラーフィルムの濁り色が欲しい人が多い。

後者については何となく、何とかなるのではないかと思うが、粒子を簡単に作るのは案外難しい。PSなどのノイズというのは粒子とは全く肌合が違う。

一旦トライXで適当なグレーを現像して、スキャンしてレイヤーで混ぜ込めばという妙案も出ているが、良く考えると、粒子はネガが高濃度の部分で大きく荒くなり、濃度が低い部分では小さくなるという自然現象なので、これを一様に混ぜ込んでは再現できない。つまり、たとえば、雲を焼き込むと大きな粒子がボツボツとあらわれるのが自然だ。これが一様にボツボツしていてはオカシイ。

ま、フィルムで写して自家現像すれば良いだけなのだが、そこまで手を掛けずにphotoshopで何とかしようとするものだから、こうなる。いっそ、現像アルゴリズムだけ自分てプログラムして、プラグインにした方が良いかもしれない。明るい所にノイズを乗せるのだ・・・。

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