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June 17, 2015

三層センサーのお話

そう遠くない将来に三層センサーのカメラはSIGMA以外からも出て来るだろうと、凡そ無責任な予感を感じている。

かつて巷では一時熱のこもった噂が溢れていたが、(ベイヤー式等の)水平色分解式でも高画素化が進み、実質的に余り問題が無くなったことも原因だろう。

とろこで、NHK技研の三層式VIDEOカメラの話というのを相当昔に聞いたことが有る。この話は三層式が多分、4K、8Kフォーマットが普及するときに爆発的需要が起こることを示唆している。
現在の業務用VIDEOカメラは三板式が当然かもしれないが、この工作精度は8K等になると格段に難しくなる筈だ。これを半導体技術で補完できるものならば、その方が圧倒的に安価に高精細なカメラに仕上がる。特にナイキスト定理を考慮すると線解像力で2倍の解像力が必要になる。つまり、8Kセンサーでは、横解像本数、16000本が必要となる。これをベイヤー式でやると、32000本という凡そ現実的とも思えない解像力のあるカメラが必要になる。

三板式の場合は横16000本で良いはずだが、これを精密に配置することは気が遠くなるほど厄介だろう。半ピクセルずらしで対応したとしても、精密性では16000本をきっちりと配置する必要がある。

こんなことを考えると、何が何でも三層式で、半導体そのものに解像力を持たせる方が得策だということなのか。

ま、4K、8Kが本格的に普及して来ると自然と三層式センサーへの需要が起こるのだろうという、当て推量をした。

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