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June 16, 2015

ギリシァの崖

ギリシャのデフォルトの陰がそこまで迫っている。ギリジャ国債3年物利回りが30パーセントに迫っている。
ま、この場合、30パーセントでも買ってはいけないと思う。経験的にクレジット・デフォルト・スワップスプレッド30パーセントは、デフォルト必至とみるべきレベルだ。

しかし、ノウ天気にも日本から見渡すとこの危機について市場で十分な折込は出来ていない。ギリシャ問題は一種のオオカミ少年になっている観がある。

ギリシャは小国なので影響が然程ないと思っているのかもしれないが、残された道はユーロ離脱か、IOU(I Owe You…シュワちゃん時代のカルフォルニアが良く出していた、一種の手形の様な物で、現金代替物として渡す ) の発行ぐらいしかないが、€返済財源そのものが枯渇していれば、対外デフォルトは免れない。

共通通貨制の下でのデフォルト騒ぎは歴史的に例があまりないのではないか。たとえば、アルゼンチンがドルペッグ時代にデフォッた事は記憶に新しいが、ペソを兌換券から外すことで事実上USD圏離脱を行った。これは賢い方法なのだが、今のギリシァには当てはまらない。

ドイツの高級インテリ層の友人とこの問題について語り合ったことがあるが、やはりなんであんないい加減な事をしている人々の借金を我々が払わなくちゃいけないのか・・・予想通りの回答だった。ドイツ人も遊ぶときはうんと遊ぶが、働く時はもっと働く。

いずれにしても、あと数日で審判が決することになるのだが、意外と日本では気にしている人が少ないことが、気になる。

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