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October 18, 2015

AFのDistagon

もともと僕はSONYユーザーではなかったので、AFのDistagonというのを体験したことが無かった。Distagon 35/2.0 ZFは一時使っていたことも有るが、ともかく大きくて重いし、D700等につけるとピントのピークが見つけにくいし・・・電子接続もないし・・・まあ、敬遠していた。

でも、いつか使ってやろうと、SONYのAPS-Cしか持っていなかった時から、この結構高価なレンズ(売値ではソコイラの単焦点2本分ぐらいかな)を調達してはいたが、実用面を見出すことなく、数年間を浪費してしまった。

昨日、Ⅲ型アダプターが到着したので、いそいそと持って出かけた。実験はしていないが、多分旧型の素7型カメラのファストハイブリッドは不適用だったはずで、今回7R II型になって、ネイティブモードでファストハイブリッドがαレンズの一部(SSM/SAM)に適用になった。DistagonはSSMなので、ドンピシャだ。

先ず驚いたのは、位相差センサーのコマが細かいこと・・・、物凄い・・・で、初めは一点AFにしていたが、これだと、カメラが迷いまくることに気づいた。で、中心部のコントラスト式の狭い範囲に位相差式も混ぜる「M」という設定にしたところ、具体的に何処にピントが当っているか示してくれるし、いい感じになった。少なくとも、一眼レフの点が赤くなるのよりは、正直な感じかして良い。

いずれにしても、フルAFでディスタゴンを使ったのはこれが初めてなので、興奮しっぱなしだった。また、この24mmDistagonは歪曲も補正しなくても良い程度に綺麗であり、Biogonにはちょっと負ける程度なのは素晴らしい。しかも、シャープネスはビオゴンを寄せ付けない程スゴイ。

もともと、ツァイスというと、あまりシャープなレンズを期待しない方が良いブランドに感じるが、ディスタゴンは何れも非常にシャープだ。例の超解像で有名なOtus 50/1.4もディスタゴン形式だ。一方でプラナーなどでずば抜けた解像力を期待すると、裏切られる。Zeissは良くも悪くも奥の深いメーカーだ。近年、ニコンも本気でレンズの味を数量化しようとしていると聞くが、そのライバルはZeissでしょう。
Zeiss Plannar 85/1.4などは、銘玉中の銘玉だけど、大家が述べているように、シャープネスではこれにまさるレンズは幾らでもある。ただ、このレンズの特定の光線と、特定の絞りの時(秘密)にこのレンズの魅力が開花するらしい。

Zeissのレンズは、シャープなレンズ、曲がらない(歪曲が少ない)レンズ、ボケが良いレンズなど、買う前に銘を見れば大体判る。親切なメーカーだ。

ちなみに、LEICAはよく判らないが、Zeissのレンズは、ズームはあまり得意でないのかもしれないと思うようになった。ズームはキャノン・ニコンの方がずっとコナレているという感じがしてならない。

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