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October 03, 2015

Super Wide Heliar 15mmは凄いレンズだと思う

Heliarという銘は、そもそもトリプレットの色消しレンズだと記憶している。だからオリジナルは3群5枚だったのではないか。Tessarは3群4枚。この手は、3群がそれそれぞれ塊になっているので、空気界面が少なくて、単純な設計の割に良く写る。僕は長年ローライ製テッサー40/3.5というのを愛用してきた。Heliarと比べてどうなのかは論評できるほどの知見はない。
が、「空気が写る」と木村伊兵衛が言ったのはHeliarだという都市伝説を読んだ記憶もある。「空気」とはフレアのことだという説もあるので、真相は不明だ。

ところで、VoigtlanderはこのHliarの名を冠した超広角を出している。これが非常に廉くて面白い。

僕が持っているのは、Super Wide Heliar 15mm F/4.5 ZM IIというモデルらしい。これは過去数日内にディスコンになったらしい。
もともとフィルム用レンズだし、あまりにも小さいし、デジタルではこれまで碌々写らないレンズだと思っていた。
ところが、意外なことにこのレンズとSONY α7R IIとの組み合わせは抜群に相性が良くて、これまで写した事が無いような、勘の良いシャープな画像が楽しめる。そもそも、15mmなんて際物だろうと思われるかもしれないけど、このレンズは古い分ディストーションが穏やかで、超広角の良さをギッシリと感じさせる。

問題は、この画角に慣れるかどうかだろう。

なにしろ、この広角と画角同等になるレンズはニッコール14-24mm F/2.8Gという巨大なレンズ以外もっていない。このニッコールはあまりにも重たくて大きいので、殆ど持ち歩くことが無い。

もちろん、シャープネスはニッコールの方が何倍も上手に決まっているけど、ニコンにこれと同じ大きさで作ってみろといっても、ニコンは一眼レフ用レンズしかつくってないので、それは無理に決まっている。したがって、SWHは大変偉いと思う。が、どうだろうか?

Voigtlanderにはこの姉妹モデルでUltra Wide  Heliar 12mmというのも確か有ったと思うが、これは結構ボーっとしているというのが通説。試してみたいけど、そこまで僕も猟奇趣味ではない。

なお、今回後継として出た三型は、多分にテレセンになっているので、シャープネスは原理的に高くなっているはずだが、その反動でデカい。僕は当面Ⅱ型で良いとおもっている。ただし、このレンズをはめてちゃんと写るのもα7r IIだけ。旧型の7Rに装着しても、コントラストも低くてボンヤリしている上に、周辺色カブリが激しくて使い物にならない。不思議な現象だ。
試していないけど、多分旧型α7(素モデル)でも駄目じゃないかと思う。色かぶりはともかく、シャープネスやコントラストが落ちるのは不思議な感じがしている。新型7R IIでは、非常にヌケの良い写りがみられる・・・儲けものをしたようなラッキーな気分に浸っている。

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