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January 01, 2016

Heliar Classic 75mm F/1.8 はシャープだけどいい感じ

Dsc048921200

Voigtlander Heliar Classic 75mm F/1.8をα7RII一本付けて、昼下がりに持ち出してみた。

昨年のホノルルでは散々SONY FE MACRO 90mm F/2.8Gを使ったので、その比較感が楽しみだった。

ピントのピークがシッカリと見えるのはSONY 90mm MACROの方が一枚上手で、このレンズのシャープネスは、マイクロフォーサーズに十分使えると思う程だ。昨日一インチ相当以下にクロップした例を掲載したが、先ず問題ない。ただし、AFは若干心配なのでMFで写した。AFは原理的には位相差、コントラストハイブリッドAFなので信頼度が高そうだが、この手の望遠系では、アクチュエーターの調子でいくらでもピンボケが出ることが多いので、高性能エンジン付EVFで精密なフォーカシングをする方が良い。SONY a7RIIのEVFは極めて優秀で、専用設計のレンズ(機械式フォーカスレンズの場合)のMFは一眼レフの何倍も精密に出来る。


90mmと75mmとでは、85mmを中心に考えると画角はあまり違わない様な気もするが、90mmは明らかに望遠レンズであり、75mmは標準レンズの雰囲気が残る画角だ。僕は75mmならば散歩用に常用できそうに思った。

85mmに代表される中望遠系の画角は、肉眼の網膜が最も敏感な部位、黄斑を中心に、肉眼の視点が若干ウロウロすることを考慮した、凝視時の画角に近い。したがって、この系統のレンズの描写は変な強調が無くて、自然に見える。これは、我々肉眼の構造に類似しているせいだからだろう。

このHeliarはClassicという銘が付いているように、シャープだけどソフトな感じが残る上質の描写が心地よい。SONY 90mmはシャープ極まりなくて、拡大MFで遠景のピントを合わせると、えっと驚くほど細かいところまで写すが、Heliarも其れほどには細かい描写は出ないものの、雰囲気は極めてよく、シャープなレンズと云って良いと思う。仮にベンチマークとしてVaio Tessar 24-70mmFEの70mm端と比較した感触は、Heliarの方が2倍近く詳細に写る感じで、90mmマクロはさらにその倍程度以上精密に写る感じがする。ズームの出る幕ではない。

フルサイズは単焦点というセオリーは道理にかなっているような気もする。

小型センサーではズームに対して単焦点の利点が出にくい傾向があるが、フルサイズしかも高画素機の場合は出来の良い単焦点をセレクトする必要がある。

そんなんじゃ、面倒でスナップに使えないだろうというひとは、APS-C、フォーサーズでズームを使えばよいだけだ。無理して、大振りのフルサイズズームを使う必要はない。

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Comments

新年あけましておめでとうございます
本年も素晴らしいお写真とコメント楽しみにしております
どうかよろしくお願いいたします

Posted by: . | January 02, 2016 03:32

新年のご挨拶、ありがとうございます。
今年も、ご懇意にしていただきます様、
宜しくお願いいたします。

Posted by: くーすけ太郎 | January 02, 2016 15:51

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