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February 02, 2016

ニコン・コンテストも騙されたクソコラって本当?

一部で騒ぎになっている。ニコン・シンガポールで開催したコンテストで、クソコラ(Photoshop製?)が入賞してしまった・・・という話。
ニコンは「更なる素晴らしい作品の為に新たなルール作りが必要だ」と云う様な内容の肯定的なコメントを後から発表したとされている。
天下のニコンが騙されたという話になっている。

この話には相当違和感を持った。

ボカあ思うんだけど、クソコラでいいじゃないか。何が悪いのか?

まあ、その合成法の分析を見ると適当な矩形で合成したという稚拙な方法だったから直ぐにばれただけで、実際にbit mapで丁寧にやればばれなかった可能性もある。

つまり、ネットに流布した段階で、空のハイライトを焼き込んで見たやつがいる。で、空の連続性が不自然だということでバレタのかもしれない。

作者はプリントだけだと思って、ビットマップを操るなんて面倒なことを避けたのかもしれない。

出品にはRAWを添付しろだって???
そーんなん、出来ないヤツの、または、センスのない人の僻みでしょう。

クソコラがんばれ!!!

ははは。

毎日、クソコラと格闘している僕としては拍手を送りたい。どうせ、決定的瞬間なんてものは、そうやすやすとは無い訳で・・・。どういう画作りにするかというセンスの問題の方がよっぽと重要で、センスの無い人がコラージュをやれば、それは違和感だらけで、変でしょう。という程度の話で、作品の出来不出来は、それがPhotoshopを使っているかどうかとは関係ないでしょう。だって、レタッチしないで作品作る人というのは、昔から相当無神経な人間以外居ないのだから。銀塩の時代だって、現像するということは、そういう事でしょう。現像プロセスというのは精神的には全て昔も今も変わってないと思うんだなぁ。

つまり、銀塩モノクロプリントという極ありふれた素人でも出来る手法は、その昔は中学生でもやっていた。(ただし写真部の人とかが・・)で、ネガキャリアーにフィルムを挿入して、印画紙面のピントも自分で出すし、レンズの絞りも露光時間も自分で決める。D72(現像液)に浸す時間も自分で決める・・・赤色灯のもとで濃度を見ながら引き上げるのは自分の勘だけがたより。あとの停止浴、定着浴ぐらいはルール通りだけど、濃度の判断は自分のセンスでしょう。必要な人は覆い焼きもやるし、コラージュやる人も居るでしょう。植田正治の様に印画紙を丸めて露光する人だっているでしょう。かく云う僕も印画紙を傾けたりいろんなことを極自然にやってきた。
つまり、フィルム時代から現像というのはそういう物であり、無暗に自動でやれば良いというものではなかった。

それに、コラージュは現代美術の重要なツールだと思う、まあ、普通はコラージュならばそれと判るようにするというのが良心だと信じられていたのが、とんでもない物が出てきて、みんなが驚いているだけでしょう。

そもそも、絵画は絵筆なんかを使って一から書き込むわけでしょう。それで、写真はいきなり化学物理現象だけでやれと、いったい誰が決めたのか??? そんなくだらないルールは止めてしまえと、思うんだなぁ。紙の上ならよくて、ディスプレーならば犯罪なのか・・・んーなことぁある訳ない。

Photoshopの名誉の為に、それが如何に凄いかということを一つ書くとすれば、bitmap表現で400-800%など拡大できる。その拡大した画面を元に1ピクセルずつ確実に必要な操作ができる。デジタルだから仕方がないけど、最後はタイルの一枚一枚をどうするかまで決めることによって画を造ることが出来る。

こんなこと、絵画では出来ないでしょう。つまり、顕微鏡で大画面の画を描くようなものだ。これは凄い。つまり、写実絵画を凌駕するツールの可能性を秘めた絵筆を手に入れたことになるんだなぁ。

レタッチを馬鹿にするということは、ようはカメラヲタだということじゃないのかな。

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