« Nikon D610の背面液晶の色変じゃないか | Main | ニコンのQ(消音)モードとα7RIIの電子シャッター »

April 09, 2016

ニコン、キャノン、ペンタックス、オリンパス、LUMIX、SONY、シグマ、ライカ・・・どのカメラが良いか

うわー、下らないテーマを書いてしまった。
これから書くことは色々さわりがあるので自分の好きなカメラが貶されていても本気で怒らないでほしい。

まあ、「間違いだらけのカメラ選び」平成28年版というところか。

標題に掲げたカメラメーカーのカメラを全て買ってみて、公平な眼で比べてみたい・・・そういう高邁な精神でカメラ購入を始めたのが8年ぐらい前の事だった。

当時はシグマ旋風が始まるころで、X3センサーの解像力は本当に3倍なのか、ベイヤー+ローパス仕様のカメラはダメダメなのか…そんな、今思い出すと下らない事に興味があった。

(1) シグマ
結論から言うと、シグマのX3センサーは確かに高解像力だが、その他の点で常用に適さない事が多く、さらに最後の一眼レフSD-1はAFユニットが貧弱でピントが悪い・・・結局殆ど常用することが無かった。おそらく、三脚を付けて、じっくり写せば、風景などではAPS-Cとしては特筆すべき画質が得られるのだろうけど、僕は三脚は殆ど使わない写真ばかりなので、僕には向いていないだけなのかもしれない。
今回発表されているクウァトロセンサーのミラーレスはちょっとくすぐられるけど、どうせ初期ロットはロクなことが無いと予想される・・・僕の場合購入した個体にかなりの確率でトラブルが発生した。従って、シグマのアフターサービス体制は何所のメーカーよりも良く知っている。(事例、SD-14メモリー書き込み中フリーズ、SD-1初期からAF不良、ズームレンズAF不良、150mmマクロAFユニット全破壊、DP-2フリーズ初期不良)

最近のシグマ製レンズは素晴らしい解像力を示すモデルが沢山出てきており、興味をそそられるが、過去の経験もあるし、カメラレンズは純正で揃えた方が楽なので、時々つまみ食いする程度にしている。しかし、現在のシグマは優秀レンズメーカーとなった風がある。
カメラよりもレンズが気になるメーカーになった。

(2) ニコンとキャノン
この数十年来のライバルは、前世期の終わりごろ、圧倒的にEOS優勢の様子だったし、デジタルも十年間位はキャノン優勢だった。
しかし、ニコンの追い上げは2007年ごろから憤然と燃え上がり、いまでは面白い関係になっている。
僕が見渡す限り、キャノンユーザーの方が多い様にも思うけど、これはサンプリングの問題で、ニコンばかりという集団もある。
僕は40年来のニコンユーザーなので、使い勝手の点では相当の差でニコン(上級モデル)が好きだし、近年の丹念な単焦点ラインナップには敬意を感じている。

一方のキャノンはユーザーフレンドリーなカメラたという点は納得。性能も非常に良い。やや色目がニコンと比べて琥珀色の調子に統一されていて、しみじみとした感性を写しだすのには素晴らしいと思う。

レンズラインナップは物凄い数が有り、面白い変態レンズなど、ニコンでは手に入らないものもあり、これらを使うのにはキャノンしかない。

普通であるという事自体が大変難しいのだが、普通を貫き通しているカメラだ。


(3) ペンタックス
フィルム時代からファンだったペンタックスは苦難の時代を過ごしている。
Limitedレンズ群など、軽量級の面白いレンズの揃えかたをしており、ニコンの新型単焦点のラインナップが出来るまで、僕はペンタックスの単焦点が好きだった。結構シンプルな構成ながら、長年の知恵が結晶した光学系は必要十分な描写を極めてコンパクトな鏡胴で実現している。

僕はハイエンドモデルは一切買ったことが無い。いつもエントリーモデルばかり10台程度購入した実績がある。エントリーとしては面白いカメラが多く、ユニークだなぁと思うことが多い。

ただ、新型のフルサイズなどシステム性が要求される分野に突入して、今後の行方が気になる。

また、国産でほゞ唯一に近い廉価版中判をだしていること、忘れてはいけない。この中判は安すぎると云って良いほど良い。


(4) オリンパスとLUMIX
僕はオリンパスとLUMIXはフォーサーズの時代から大量の個体を持っているので、如何云う描写なのか良く知っている。

フォーサーズは大々的に間口を広げてしまったが短命だった。互換フォーマットのマイクロは良いシリーズが多いと思うが、アスペクト3対4っていつまで続けるつもりなのだろうか。

確かに絵画のアスペクトはそんな感じだけど、TVのレガシーとなってしまったアスペクト・・・。
なお、マイクロはマイクロの道で行ってほしい。いたずらにフルサイズと同じようなシステムを目指すと、道を外す危険がある。
現代におけるパルナック・ライカの様な存在感を出せば、良い光が見えると思う。

PENシリーズは真性PENを出して大変面白くなってきた。あのカメラはもっていると、現代のライカの様な風格がある。し、ライカの様に宝飾品の様な高値ではないので、フレンドリーだ。
また、ライカの十八番だった、小型判による深い被写界深度は、その有利な方に使えは素晴らしい。

(5) 富士フィルム
僕は一台も持ってないので論評できないが、素敵なカメラが多そうだ。有名プロで多用している人が多いことを見ると、ちょっと心ひかれるが、唯一国産で持ってないメーカーなので、敷居が高い。おすすめと云いたいが、根拠が無いので次回に譲る。センサー解像力が悪いという人がいるけど、そんなことは目くそ鼻くそだ。それよりはユニークなモザイク発明に脱帽した。

(6) ライカ
135判のオリジナルという意味で、ここで論評することにしたが、僕はロクな物をもってないので、評価出来ない。

唯一、ウェツラー製の個体を一つもっているが、その存在感は素晴らしい。ライカはその写真よりも、ライカを写した写真の方が素晴らしいという戯言を思い出す。

いずれにしても、超高価なので、近年のM型系デジタルカメラを持っている人を見ると、ちょっと変な気分になる。
この人は、写真を写したいのか、カメラを見せたいのかと・・・。
僕も金持ちだったら、買ってたかもしれないけど、今のところ、35mm判はサイドライン。

金持ちになったら買いたい。
そこいらの、どこかの国の金持ちが買うカメラのイメージがマイナスになりかかっている。


(7) SONY
α7系を3台使っているが、これはアートの領域だ。今は破竹のSONYではないけど、α7系は素晴らしい。エレキを知り尽くしたメーカーが作るカメラってこんな感じなのかと思う。
もちろん、動き物には適さず、一眼レフに敵わない点は多々あるものの、マイクロフォーサーズが示すと思われた、脱一眼レフをSONYはいち早くフルサイズで実現しようとしている。ただし、反応性がイマイチ。特に電源投入がトロクサイのはイタダケナイ。ライカの様な写し方は無理だ。

SONYのフルサイズFEマウントには、高性能単焦点を期待したい。ズームを高性能にすると、今回のGMシリーズの様に巨大極まりなくなってしまって、別にソニーでなくても良いことになる。現在SONYが出しているFE専用単焦点はどれも優秀。

|

« Nikon D610の背面液晶の色変じゃないか | Main | ニコンのQ(消音)モードとα7RIIの電子シャッター »

camera science」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« Nikon D610の背面液晶の色変じゃないか | Main | ニコンのQ(消音)モードとα7RIIの電子シャッター »