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April 21, 2016

Saul Leiterに関する 2013年の記事

http://tmagazine.blogs.nytimes.com/2013/11/20/appreciation-at-89-a-pioneering-street-photographer-finally-gets-his-due/?ref=t-magazine&_r=0



親しい友人が実は2013年に上のURLの記事を見せてくれていた。New York Times発行のT New York Times Style magazine記事の一部だ。

友人は当時香港在住で、アメリカの友人から紹介されたとe-mailしてきた。

その時、英語が面倒なのであまり読まなかったけど、それから2年以上経過して、彼の「Early Color」を目の前にして、懐かしく思った。

記事の内容は、映画「急がない人生で見つけた13の事」の予告編(結構長い)と、彼が89才までこの半世紀殆ど見捨てられてきたが、アーリーカラー出版以降の今日、20世紀を代表するストリート・フォトグラファーだという様な事が書かれている。

映画を見逃した人、興味がある人、は一度覗いてみて・・・。

また、世紀の発明「コダクローム」を初めとする初期のカラーフィルムの色を知らない人には、「Early Color」はとても参考になる。映画「急がない人生で・・・」に投影される彼の作品はディレクターの意図だと思うけど、かなり彩度が高い・・・彼のオリジナルはそんなにピカピカの筈ないので映画の色は参考にならなかった。

写真集Early Colorを眺めながら、ストリートフォトの世界で彼ほど美しい感性をカラーフィルムに残した人を知らないと思った。それが89才になって有名になるという如何にもアメリカらしい話だ。
ストリートフォトは時として、皮肉であったり、社会性であったり、何がしかの問題意識を写すものが多い中で、彼の漠然しているようで、極めて心の焦点がはっきりしているカラー写真は珍しい。それは、一種の生きる事への哀愁の詩情とも云える。

決して、単なる美しいだけの写真ではない。

心洗われるような気持になる写真群だ。

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