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June 09, 2016

投資家の奥義

「証券会社の人から良く電話がかかってくるんだよね」という貴方、
「証券会社の人」というのは投資のプロでもなんでもない事、知っていますか。証券会社は英語でブローカーと呼ばれるんです。
ブローカーは商売のプロではあっても、投資のプロではありません。
-------------------------------------------------------くーすけ太郎

投資家の奥義なんてものは、実はなにも無いんだけれど、忍耐と知恵が必要だ、そして、カネがないとただの投機になってしまう。ただ、本当のところでは、カネが無くても投資は出来る。この辺はヤヤコシイから説明したくない。

知恵は計り知れない程、いくらあっても足りない程必要だ、そして、運を味方に付ける忍耐力。

FPとか、CMAとかいうタイトルをもって説明する人もあまりあてに成らない。信じるのは自分だけだ。もちろん、良く勉強した自分が必要だ。

また、アナリストがやる程度の勉強はキチンと知ってないと、市場参加者が何を考えているのかわからない。やりは、かれらと同程度以上の知識は必要だ。

ここまで書いた必要条件、そろわない人は投資家気取りは止めておいた方が良い。失敗したとき落ち込んで、人生を駄目にしてしまうかもしれない。やめておきなはれ・・・。だ。

投資先のアセット・クラスの中でも上場株は一番入り易くて、面白いんだけれど、ほとんどの素人は玄人筋に喰われてしまう事、知っておいた方が良い。そして、株は意外と流動性が低いので、大金(何兆円)を運用するのにはあまり使い易くない。

そもそも、キャピタルマーケットの仕組みで説明すると、上場株というのは資本家が儲け終った後の、「食べカス」の事だ。ようは企業家が成功したときに、上場して万金を懐にする。この万金の出し手が上場株の買い手だ。本当にキャピタルマーケットで儲けたいならば、プライベートエクイティの世界に入るか、成功した企業家になるのが正しい。あとは、欲の亡者がセカンダリーで売買するだけだ。
「カス」といえばREITと呼ばれる不動産投資法人の発行する証券が上場している。これは、僕にいわせりゃ「カス」中の「カス」だ。儲ける人々は、REITで上場することで利益をどっさり回収してしまっていて、証券を買った人がその儲けを払ったことになるんだ。

ことほど左様に、投資家気取りでだれでも出来ることをやるのは、決してうまく行かないカスを掴んでいる事・・・これを知ることは、ある種の投資奥義かもしれない。そう、「証券会社の人」と冒頭に書いた人々とは、この「カス」をせっせと顧客に販売する人々と定義してもよさそうだ。

FXに代表される為替は投機ではあっても、投資ではない。なぜならば、FXはシャープレシオがゼロだから、投資対象として選定されるはずがないリスクだから。シャープレシオを知らない人は勉強するか、投資の真似はもうやめておいた方が良い。

期待収益率・・・為替にはこれが無い。だから、ゼロ/σ=0ということになる。

期待収益率が正(プラス)の値でないものに資金を投入するのは投資ではない。それを「博打」と呼ぶ。厳密には賭博の胴元は期待収益率がプラスなんだけど、博徒は全員マイナスだ。

この違いが納得できない人は、投資はやらない方が良い。

要するに、フィナンシャルマーーケットに限らず、「頭が弱くて、しかも金を持っている人」から「カネをカスメ取る知恵を持った悪党」が頂くという構図はそこかしこあるということだ。

「おれおれ詐欺」は「詐欺」として立派な犯罪だけど、犯罪ではなくても、原理は大体おんなじである事、良く注意する必要がある。

ただし、この時点で日本の金利はヘンテコなことになっている。日銀の足元金利がマイナスであることは兎も角として、長期の債券利回がマイナスになっていることは、物凄く理屈に合わないというか、不合理だ。これって、10年先まで金利がマイナスが続く、あるいは、この先もっと深刻なマイナス金利になると市場が予想しない限り起こらない現状だ。

そんな時、投資ってどうやったら良いのか・・・と云う疑問にたいして、答えは意外と簡単でもある。・・・預金はやめておきなはれ・・・・。で・・・・・。

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