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July 19, 2016

SIGMA SD Quatrro 、Photoshopは何時までも対応しないつもりか

シグマのデジタルカメラというのは長年汎用ソフトが使えない場合が多い。僕がもっているのでは、SD14、DP1(初代)、DP2(初代)は、発売から暫くして汎用現像ソフトが使えるようになった。その時点で色転びも著しく減少した。

巷間、RAW現像はカメラメーカー純正が一番良い結果を出すと云われている。シグマの場合はちょっと変だった。

SD1は汎用ソフトは対応していないんじゃないか。また、SD Quatrroも未対応。これは頗る不便だ。シグマのカメラを常用し難い原因の一つでもある。

ところで、シグマ専用の現像ソフトSPPも随分と改良を重ねて使い易くなったし、新型カメラでは色転びも無くなったように思うが、デフォルト・シャープネスが不自然であり、気になってしょうがない。

数日前の記事にも書いたけど、Quatrroセンサーは特殊な構造なので、一部補間計算を入れている可能性も考えられるので、10倍程度に拡大して、各ピクセルの状況を確認した。

シグマのシャープネス・アルゴリズムはどうもアンシャープマスクのようだ。(文献未確認)

シャープネス・パラメーターを色々弄ってみた限りでは、シグマSPPのシャープゼロは、アンシャープマスクが相当強めに掛かっている。

ピクセルを拡大して、俯瞰してみるとアンシャープマスクの画というのは独特の癖が有るのでよく判る。(シグマセンサーの場合、アンシャープマスクが掛かっていなければ、画像はなだらかなグラデーションで構成されるはずだが、拡大画面では明らかに演算結果の不自然な矩形が大量に観察できる・・・この矩形が見えなくなる時がアンシャープマスクゼロと推定して良い)


このアンシャープマスクの影響が「シャープ」パラメーターでどう変化するか確かめてみた。マイナス1にするとかなり少なくなる物の、やはりアンシャープマスクが掛かっているように見える。マイナス2はSPPのシャープが最も低い位置だけど、これでも僅かにアンシャープマスクが掛かっているように見える、ないしはゼロ%近傍かもしれない。

LightroomやSilkypixの場合は、原画像に直接アンシャープマスク(等)を掛ける仕組みになっているけど、マイナスというのは無い。また、この方法は決して良い方法ではなくて、本来表現(現像結果)のピクセル数を決定してからアンシャープマスクを掛けるのが正しい。

SPPも原画像にアンシャープマスクを掛ける方法なので、LRやSilkyと同じ思想だ。ただし、SPPに限って、見かけ上のマイナス領域を作って敢えてゼロ位置をアンシャープマスクバリバリにしている辺りの味付けは変だと思う。

アンシャープマスクというのは、「ガウス暈かし」像を作って原画像から差し引く(減算)・・・これがa、
aに倍率を掛けてコントラストを強調したものが b、

原画像にbを加える(加算)というアルゴリズムで広く定着してる方法だ。ただし、これで解像力が上がる訳ではない

シグマのシャープネスマイナス領域は決して暈かしている訳ではなくて、アンシャープマスクが弱く掛かっている状態ではないかと、強く懸念している。
もちろんこれはチャネル毎にやることもできるし、アルゴリズムは色々あるだろう。

レタッチのプロであれば、通常アンシャープマスクはゼロでレタッチして、表現型(解像力)が決定してから、最期にアンシャープマスクを掛けるというのが常識だと思う。SPPの場合は、本当のゼロが分からず、混乱の原因になる。

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