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September 18, 2016

α7R IIは非常に良いカメラだけど、路上シューターには向かないなぁ

今年の夏、ヨーロッパの北のあたりで、α7R IIを使った。約150GBの撮影量。枚数では4000枚というところだろうか。しかし、どれもこれもカスばかり。やはり写し方が悪くなっている自分を感じた。
・・・この反省点は次回の燃料とすることにして・・・。

α7R IIは総合的に見て僕の撮影領域では最強のカメラだと評価できるのだけれど、どうもアラが見えてきて困る。

路上撮影では電源入れっぱなしという場面が多いのだけれど、このカメラは露出補正ダイヤルは異常に重い物の、その他のスイッチ類が軽すぎる。
さて写そうとなった時、訳の分からない設定になっていたことが多い。
一番困ったのは十字ダイヤルボタンでかってにセルフタイマーモードにかるなど、各ボタンの設定を無効にするなどという方法を採らない限りこれは困り者だ。瞬間のことなので、???となって、コッチが凍りつく。

これによく似た欠点があるモデルはライカX Varioだ。
これもも背面十字ボタンが柔らかすぎる。そもそも、EVFデジタルは立ち上がりが良くないので電源入れっぱなしの方が使い易い。

次の問題として、デジタル専用レンズ・・・近年のレンズはほゞ全部これ・・・は使いにくい。特に、置きピンが出来ない。7に使い易いレンズで持っている中、これが出来るのは、LOXIA BIOGONぐらいしかない。

まあ、置きピンが出来ないといっても、全く出来ない訳ではないけど・・・非常にやり辛い。
失敗ばかりしている。

そもそも、素通マットスクリーンのようなEVFでMFするっていいうのは、精度は兎も角、行ったり来たりで時間がかかる。
でまあ、ここで親指AFが重宝するわけだけど、どうもイマイチ体と一致しない。昔ながらの目測や置きピンが馴染んでいるんだけど、EVFデジタルレンズでこれが出来るものは殆どない。

結果として、EVFデジタルを路上に持ち出すと、どうも操作がダラダラして、タイミングを失ったり、設定がこんがらがって写せなかったりというストレスを感じる。フィルムの時代には感じたことが無いストレスだ。まあ、フィルムではISO感度などは固定な訳だけれど。

デジタル写真機の評価というのは、とかく描写性能だけのような話題が多いが、僕はこれには疑問を持っている。写真を写す事にどれだけ適しているのか、この方がよっぽど重要だ。もちろん、分野によってその評価は異なる筈だ。これを誤ると「最高のカメラ」などという青い鳥を探しかねない。

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