残念だけれどα99 IIは買えない
ソニーα99の新型、mk IIが発表されている。僕の邪推は大外れで、真性Aマウントのトラスルーセント、秒速12コマのスポーツなど動き物が得意なフラグシップとして登場した。
僕はSONYのヘビー・ユーザー(ニコンの次)なので、このモデルも売れてほしいとは思うけど、どれ程の人が買うのかよく判らない。
もともと、ミノルタ時代からのレンズをカバーしているとはいえ、レンズはデジタル時代になって要求がかなり厳しく、単に過去遺産のレンズがあるということだけで、このモデルに飛びつく人はあんまり多くない様な気もするし、ひょっとしたらAマウント命の頑固な人もいるだろうから、その人々は買うにしても、これから、フルサイズAマウントで揃えようという層がどれ程居るのか、僕には判らない。
分からないことだらけなので、本来、僕には論評するだけの知識がないのではあるが、一応、E/EFマウントのヘビーユーザーであると自負していることもあり、α7系3台、α6300を使う傍らで、Aマウント機はAPS-Cのみ3台、ソニーデジタル一眼合計7台を使う物として、色々と考えるところがある。
僕がAPS-C Aマウントを3台も購入したのに、いまでは増やしていない理由のその一は、廉価版キットレンズや、高価なZeiss Vario-Sonnar (APS-C用)の描写に満足しなかったことが一番大きい。多分、伝統あるフルサイズレンズは優秀なのだろうけど、少なくとも、キットの18-50/3.5-5.6だったかな・・・これは当時のタムロン17-50/2.8と比べたら一目でわかるほど線が太いレンズだ。一応当該モデルは2つの個体で試したので、個体が特に悪かったとも思わない。
そんなこともあり、僕はソニー純正フルサイズαレンズは多分85/2.8SAMぐらいしかもっていない。だから、レンズ資産なんてなにも無いに近い。
それに、僕は超望遠を使う様な撮影領域は殆どやらない。
もしやるなら、ニコンかキャノンでやるだろうなと思う。カメラの頑丈さを心配しているのだ。
そんなことで、遠征システムとしてのカメラは第一候補がα7系一式、長期(1か月を超える)の場合は、ニコン、キャノンを考えるかもしれない。ハザードでの耐久性を考えるとそうなるだろう。
α99IIは随分頑張ったはずだけれど、この分野は困難だろうと思う。形は一眼レフにしているけど、トランスルーセント式の位相差AF付の大型ミラーレスには違いない。
本当に残念だけど、もうこれ以上Aマウントにはいかないだろう・・・そう思う、僕が居る。