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January 2017

January 27, 2017

インダスター50mm F/3.5 ニコンFマウント用改造済み・・・ミラーレスでは野暮天

ps
面倒と思ったけど、iPhoneで写した写真を掲載します。
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面倒くさいので写真は掲載しないけど、テッサータイプ50mm F/3.5のニコンマウント改造された、インダスターという銘のレンズを手に入れた。価格は0.6カメラドル(1カメラドル=1ユキチ)

その後、気になって色々調べたけど、一眼レフフルサイズで付くのはニコンとM42(ペンタックス)ぐらいなのだろうか。これはラッキーだ。(ということは、まだ僕が発見していないだけでキャノンFEにも付くだろう)

長い間、ニッコール45mmF/2.8のようなパンケーキにしてテッサータイプはもう作らないのなぁと嘆いていた。だって、テッサーはあまりにもあっさりした構成なのに意外とよく写るレンズが多いので、僕は数十年のファンだった・・・というよりは、ずっと使っていた。

しかし、テッサーってバックフォーカスの問題で一眼レフ用が無いのかと思っていたら、そうでもない事が分かった。ニコンFマウントのフランジバックは45-6mm程度だとおもうので、テッサーだっら50mmの焦点距離ならば光学主点と光学系の物理的位置が合致しやすい。実際、今回のインダスターはバッチリFマウントに張り付いている。

ところで、インダスターというのはソ連によるZeissコピー品のうちテッサー型に付けられる銘らしい。とにかく数千円で手に入れたのだから文句は言えないし、絞り位置の白い点が90度ずれている事なんてどうでも良い。僕が長年つかっていたテッサーだって同じ様な物だった。

フレアが出やすいとか云われているけど、これだけいい加減なコーティングしかないのだから、まあ、殆どまともなコーティングには見えないし、逆に強烈なほどにフレアが出にくいといえる。

また、ボケがグルグルとかいう揶揄も有るけど、テッサーが開発された時、Ziess渾身の設計だったわけで、当時廉価カメラ市場を席巻していたトリプレットに対する巻き返しの秘密兵器だった。その当時の写真世界には多分ボケ味などという概念は無かったのではないだろうか。パンフォーカスが基本の時代だろう。

テッサーはヘリアーよりは一枚少ない訳だけど、まあ、ガチャガチャ云わない限りは普通に使えるはずだ。あとは工作精度の問題もあるので、とにかく暫くはニコンフルサイズで試してみることにした。

なお、今回GIZMOからミラーレス用マウント仕様のものが出ていることを知って興味を覚えたわけだが、ミラーレスにつけるとα7系以外はクロップになってしまうし、タケノコの様なアダプターを使うわけで、そこまでしてミラーレスにつけるほどのレンズとも思えないし、まあ、それは野暮天だろう。失礼、使っている方方。

まさか、ニコンにこんなのが付いてしまう事の方がよっぽど受けが良いと思うのだが。

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January 25, 2017

只今勤務中

今週は今日と明日と2日間は写真とは無関係の仕事で出歩いている。まあ、月に2時間しか働かないパー太郎(ぷー太郎とも云う)をしている訳だ。それでも、この間は別のところに意識を回すという緊張感があって、まあ、毎日Photoshopと格闘している精神活動から解き放たれるので良い気分転換ともいえる。
Photoshopはこの一年間ほどかなり不思議な挙動に少しずつ慣れて来たけど、いまだに、グラデーションの黒とNulとの意味が哲学的であまり直観的でないことなど、苦労している。CCも3年が経過し随分バグもなくなったし、使い易くなったけど、それでも普通の現像はLRで済ます生活から、パネルを作る時は俄かにPSでガシャガシャやり始めるのものだから、毎回忘れいてることが多い。ブラシや消しゴムや覆い焼きなどの流量の勘は身についてきたが、それでも、不思議に思う事が多い。近年はレイヤーも数が増えてきて、30枚なんてこともざらにあるので、何が何だか分からなくなることも有る。

ともかく、明日までは写真とは無縁な事に意識を向けている。

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January 24, 2017

カメラを飛行機に乗せる時

11月にSONY α7シリーズに装着する70-200/4Gが大破した。原因はよく判らないけど、持ち歩き過ぎ、使いすぎのようだ。とはいっても、1-2万枚しか写していないのだが・・・。

このレンズ、結構な頻度でスーツケースに放り込んで海外に出ている。それがイケなかったのかもしれない。そんなに安いレンズてもないのだけれど、ごく普通の薄手ポーチしか付属してなくて、其れに入れて服でグルグル巻きにして養生する程度で持ち歩いていた訳だ。

長年、カメラが移動によって大破するという経験がなかったので、これには困り果てている。アルミのスーツケースに替えて、ウレタンでシッカリ養生しなればイケないのかなぁ。ウレタンの入れ物作ると物凄くかさばるので嫌だなぁ。

まあ、そんな御大層な望遠レンズを持ち歩かなきゃよい訳だけど、長期の遠征だと、一本ぐらいはシャープな望遠がほしい。70-200/4は丁度良いスペックだ。

そして、ひょっとするとスーツケース2個になるかもしれない。これって、主要路線では大丈夫だけど、国内線はおろか、ヨーロッパ圏内などのようにボンバルディアの小さな飛行機の尻の穴に荷物を突っ込む仕掛けのやつだと、ややこしいなぁ・・・。

今年のシーズンはカメラの輸送方法を根本的に見直さなくてはイケなさそうだ。ま、カメラシステムも今年の主力は変わりそうだし・・・。

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January 23, 2017

AiAF Nikkor 28mm F/2.8DそっくりなAF Nikkor28mm F/2.8(S New)

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追記 その後色々調べた。このモデルは不思議な由来が有るらしい。
日本では未発売だったNikon Eレンズ28/2.8をAF化した5群5枚というレトロフォーカス式広角レンズにしては如何にもあっさりした光学系を持ち、Dタイプになるまでの極僅かな期間に国内で販売されたものらしい。これはこれで希少価値があるし、個人評価によっては、少しだけDタイプの方がキチンと解像するという意見の他、枚数が少ないのでヌケが良く好きという意見など様々だ。僕の持っている一番古いニッコールAUTOの28/3.5も巨大な前玉を擁しているし、広角レトロフォーカスというのは前が大きくないと上手くできないと思ってきたのでちょっと不思議に思っている。いずれにしても、レア品ということでコレクションに加えることにした。


ちょっと目には、このレンズはAiAF Nikkor 28mm F/2.8Dに見える。しかし、現行Dタイプの実物は1:2.8の刻印の後にDの刻印がある。僕はそれで気づいたわけでもない。28mmの前玉は大きいという先入観があったので、いかにもあっさりした顔が不思議だった。

じつは、このレンズDタイプが出来る直前のおそらくEシリーズ光学系を流用した物なのか、正式な文書をまだ発見していないので分からないが、巷間そういうことらしい。

何が違うのかと云うと、Dではないので3Dに関する調整が出来ない。具体的には歪み補正や露出精度の向上等々・・・。そして、ストロボTTLシンクロなど。

なんでこんなに紛らわしい玉があるのか。ついでに、AF様式のためにレンズ枚数が少ない??? なんかな、もちろん夏の花火専用レンズだから何でも良いけど、ちょっと驚いた。

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January 21, 2017

RF風カメラはやはりストリートフォトに向いている

これまで、街に出てあんまりおおっぴらに人にレンズを向けるようなことはしなかったのだけど、X-Pro2は夜でも写せるので、夜の盛り場に持ち出してみた。

この半年で僕の風貌はすっかり怪しいカメラマンになっていることもあるのだろうか、X-Pro2に短い単焦点を装着して街のコを写そうとすると、みんな喜ぶ。ズーム付SONYα7で同じことをすると変な人だと、思い切り嫌な顔をされたことが心の傷(嘘)になっていたんだけど、Fujifilmは偉いと思った。

ヨーロッパで赤バッジの黒いライカを持ち歩いたときも、さほど町の人々は反応しなかったと記憶しているが当時は夜の撮影は出来なかった。

今回、写真の被写体が存在する世界が急に広がった様な気がして、うれしくてしょうがない。レンズを向けた人の内、好意的反応をした人が俄然増加した。

もちろん、此方の風貌もそのように工夫して半年の努力をしたのだけれど、その努力内容は業務上の秘密だ。

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X-Pro2の構え方は難しい

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Super EBC Fujinon 18mm

このところすっかり一眼カメラに慣れてしまったものだから、Fujifilm X-Por2の構え方は結構難しい事に気づいた。これまでレンジファインダーカメラで然程気にならなかっが、レンズを持つ左手(これを一眼レフの様に構える時)がファインダーに掛かってケラレがでる。多分(形状上)基線長の長いカメラを使っていたせいだろうか。これまでのRFカメラでこういう事が気になったことはないのだが・・・。X-Pro2は基線自体が無いので思い切りファインダーとレンズとか接近している。また、ライカのレンズならば指一本でピントが出せるのだけれど、Fujifilmのは一応ガッチリ握らないとピントのMFは出来ないことも問題なのかもしれない。
いずれにしても、フードを付けると途端にファインダー右下にケラレが出るのデザイン上の欠陥かもしれない。

また、通常のRFカメラは倍率0.72倍のファインダーが一応標準的で、一応28mmぐらいまでをカバーしているのだけれど、Pro-2は0.6倍程度と超広角にも一応対応している。まして、ブライトフレームはピント位置によって、ズズっと動くようになっていて、これも驚く。この超広角対応もケラレの原因だろう。

まあ、MFしたいならばEVFに切り替えれば何の問題も無いのだけど、素通しの快感がうしなわれる。

ときどき、古い写真でプロフェッショナルがライカをオカシナ構え方している理由が少しわかったような気がする。
でも、ライカで気になったことはないので、やはりこれはX-Pro2の問題なのかなぁ。

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January 20, 2017

SONY a6300からfujifilm X-Pro2に持ち替える理由

SONYのaps-cカメラは良いカメラで、a6500は持っていないものの、a6300から参集したのは半年前。
このカメラの優れた点は、AFモードがa7のMk2系と同じハイブリッドAFで中国製のマウントアダプターでタムロンのレンズでも使えてしまうし、キャノンのEF-s系レンズもネイディプのように使える、まして、a7RIIよりも狭ピッチで高解像力である点など・・・実にすばらしい点が多い。
シグマの高級マウントアダプターMC-11ではCanon EF-Sレンズは物理的に装着出来ないので念のため付記する。使うならば、commliteかK&Fコンセプトの電子接点付アダプター・・・1万円はしない程度の廉価品。

しかし、いざレンズ選びの段になると、色々と悩んでしまう。ネイディプでズームに Vario- Sonnar銘を擁している点など、カッコウは良い。しかし、旧APS-C用Aマウントv-sonnarはどういう訳か僕の個体はハズレだった。タムロンの安い2.8/17-50の方が切れが良い印象だった。ことほど左様に欲しいレンズが思いつかない。touitなどZeissの渾身の単焦点もあるけど、とにかくシリーズとしてそろっていない。この点はα7用もまだまだレンズ不足であと2-3年は辛抱しなくてはなるまい。α6300やα7系の最大の弱点、電源投入後の立ち上がりが富士並みに速く成れば、ほぼ完成なのだが、次のモデルが出るのを待ってみたい。ストリートフォトにはちょっと辛すぎる。電池の消耗の速さも困ったクン。使うときに空になっていることもシバシバ。最高性能のカメラらしからぬ点がここにある。

また、最近性能の要求にこたえるためなのか、かなり大きなレンズばかり出している気配がある。このカメラのメリットは小型カメラであることは売り出した時から宣伝していたのに、レンズが一眼レフなみに大きいのならば、僕は一眼レフを使う。
1.4/35ディスタゴンなど、高性能レンズの仲間とて食い込む戦略は理解できるけど、ディスタゴンは原理的に解像力が高いだけで、レンズは大砲のようになる。
ミラーレスカメラ用のディスタゴンというのも、ちょっと唐突だ。
Aマウントの24ディスタゴンをもっているが、これもA7では使いたくない。2.8通しのズームもあの大きさ重さならば一眼レフで行きたい。

もちろん、シャープネスやダイナミックレンジでは世界一のセンサーを搭載していることは大いにに評価すべきなのだが・・・。

α7系の常用カゼットが、11月の中旬にカメラ3台、望遠ズームが使いすぎが原因で故障した。修理が終わるまで1か月間、事実上ソニーは使えなかった。この原因は使いすぎらしい。たしかに、地球を何周も廻っているし、スーツケースにいれて車で数千キロの旅をしたシャックだけど、当初は故障個所が分からず・・・大変嫌な思いをした。これも、このカメラはヘビーデューティーには向いてないのではないかと思った原因。僕のα7RIIは購入2年目で既に角が落ちて白いマグネシウム合金が筋金入りの様相を呈している。故障の主な原因はAF機構の故障でアッセンブリ交換、その他、マウント電気接点類がレンズ・ボディーとも摩耗なのか、全交換することになった。そして、評判の悪いA7の樹脂製マウント爪板も無料交換されていた。まあ、これまでに数万枚は写したかもしれないけど、こんなに傷む物なのか・・・。

Fujiはずうっと見落としていたのだが、単焦点の揃え方が素晴らしい。どのレンズも魅力的だ。すでに5本注文した。

写真はレンズで写すという原点に立ち返ると、fujiは急に魅力的に見える。まして、18-55/2.8-4.0は素晴らしいズームで、安いズームに有り勝ちなウルサイぼけもあまり感じない。これと、56mmか、新50mmがあれば完成とも云えるほど、レンズに気を配っていることが分かる。でも売れていないのかなぁ。中判を出したことも有って、なんか売り方に気合が入ってない様な気がしてならない。

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Leica病

昨夜、深夜、いや今朝早朝までM10欲しいな、高いな、でも人に見せたら馬鹿にされるな・・・などと、考え続けて、通販サイトであわや「ポチっ」と遣りそうになったのだが、珍しく思いとどまって、AiAF Nikkor28/2.8Dの中古を1.5カメラドル(ユキチとも云う)でポチって、気を紛らわせた。

昨年の夏気づいたのだけど、全部もっているとおもっていたニッコールに1-2の穴があって、28mmは改造前と云うかもともとAi化改造できなかったNikkor auto銘のシングルコート白鏡胴2.8cm/3.5と、Ai改造auto nikkor 28mmと剃刀Gタイプ28mmはあったが、Dタイプだけ持っていなかった。花火の撮影にはDタイプは抜群の威力があるし、この焦点距離は使いであり、昨年は20mmで代替して、あ、28mmがないと慌てたものだ。まあ、夏の一夜にしか使わないレンズなので中古でいいやと云う話。まともに写そうとすれば、D800Eの36Mpxには現代のGタイプレンズがフィットする。
まあ、DタイプはAFにしたためなのか、妙に鏡胴が安っぽくて買いたくなかったのだろう。

それはともかく、ライカというのは本当に気になって、体に良くないカメラだ。おかげで、今日は一日中怠い。眠い。

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January 19, 2017

LIECA M10とスイス時計の思い出

ライカM10が本当に出てきた。価格は思ったよりも高い。円がやや安めであることも原因だろうか。そういえばAPO ズミクロン50も少し高くなっている。このセットで買うと180万円位になるのだろうか。そして、まさかズミ50だけという訳にもいかないし、・・・。やはり買えない。

これは誰もがいう様に、どこかの国の金持ちにしか買えないじゃないか…と多くのプロは云うだろうなぁ。

ライカと比較するのにスイス時計の話が持ち出されることがある。スイス時計というのはフェラーリなんて可愛いのもといいたくなるような物凄く高いのから一万円位のまであるけれど、平均価格は数百万円位だろうか。たかが時計にそんな金出すって…というのは貧乏人の僻みであって。・・・・。

でも、これまでの人生で高い時計をひけらかして偉くなった人って、一人しか知らないなぁ。あとは大抵どこかで足元をすくわれるようなことがあった。

田中長徳先生だったか、スイスの時計つけていても、へぇ・・・だけだけど、ライカならばこの人写真上手なんじゃないかって・・・、んーなことぁない。今は富士フィルムの人の方が上手いと僕は思うんだけど・・・。

いずれにしても、ちょっと買えないなぁ・・・どうしよう。

でもねぇ、映画フォトグラファーNY(Everyone street)に出て来る写真家は殆どライカM9だったよなぁ・・・また、大好きなSaul Leiterもライカ(フィルム)だよなぁ・・・この差ってなんなのだろうか・・、と思う。

それに、感性にもよるけど、100万円もするカメラにあの赤バッジはいやだなぁ・・と、また僻みが出た。

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Fujifilm X-Pro2は良いカメラだ

なんで、何年も富士フィルムを試さなかったのか、後悔している。赤城耕一先生が1年前に過去一年間富士フィルムばかり使っていると書いていたのを真面目に検討すればよかった。たまたま、ひょんなことで写したモデルさんにも確認しちゃったけど、赤城先生には富士フィルム(のカメラ)で写してもらったと云っていたのが一年ほど前の事。もっとまじめに聞いておけばよかった。

僕は長年APS-Cの一眼レフカメラは使い辛いと感じてきた。特にNikon D3が出てからは、一眼レフはフルサイズばかりを使ってきた。もちろん、APS-Cやフォーサーズも使っていたが、良い単焦点が少なくて、結局フルサイズを選択する傾向がずっと続いた。また、初期のころはダイナミックレンジがクリティカルでフルサイズの良さが特に際立っていた時代だったことも影響が有った。なにしろ、フォーマットが小さくなれば、それに見合った口径が必要なのに、メーカーは大きなレンズでは売れないという判断なのか、暗いレンズを小さなセンサー様に供給し続けていた。フルサイズの口径F1.4の性能はAPS-Cでは1.0、フォーサーズでは0.7で≒であること、メーカーは口をつぐんでいた。だから、小さなセンサーはより高感度に弱いという印象をユーザーに植え付けてきた。
今日のアイフォンのカメラの高性能化を見れば、必ずしも小さなセンサーが高感度(暗い被写体)に弱い訳ではないことを実感できる。

そんなことはさておき、X-Pro2の懐の広さがよく判ってきた。X-E2で発生を確認したアダプター付ノーコントロール・レンズの露出異常もPro-2では発生しない。E2に50/1.8D Nikkorを装着すると1.5EV以上アンダーになるのだが、Pro-2では適正露出がでる。

また、OVF+EVF小窓というのは、異様に使い良くて、それがクラシックレンズであるオート式またAi式やDタイプのnikkorを装着しても問題なく使えるあたりは驚異的だ。(Gタイプは絞り値が確認できないし、Eタイプでは絞れないのでやめておいた方が無難ではあるのだが…)もちろん、OVF(素通し)にはパララックスという厄介な解釈必要なズレがあるので、フォーカス位置が微妙にずれるのは仕方がないけど、もともと僕は9歳の時からパララックス有りのカメラでその時の人生の1/3位を過ごしていた(9歳から12歳まで)ので、特に問題とも思わない。パララックスはあるものだし、勘で補正するものだと知っていた。
まあ、Pro-2のファインダーは0.6倍程度の超広角対応ファインダーなので、イキなりレンズ鏡筒が見えてしまう。だから、あたりまえだけど、パララックスがあることは暗黙のうちに大脳が認識できるようになっている。昔のカメラだったら、レンズが見えるような広いファインダーはあまりなかった。

これと同じ使い心地のカメラはあとはデジタルライカぐらいしか思い浮かばないけど…、富士のほうがEVFコンポというところでは優れていて、ちゃっかり望遠も使えちゃったりするわけで、得したような気分だ。ライカで望遠はキツイ。まあ、僕自体は望遠はあまりいらないのだけど。

Pro-2の最大の問題は、センサーサイズのわりに大きいこと。2台持ちはやりたくない。また、USH-II対応スロットを設けているはずだけど、僕のメモリーはみんなUSH-Iまでなので、書き込みがトロイと感じる。まるでシグマの様な感じだ。これ不思議なんだけど、ソニーでもニコンでも僕のカメラはみんなUSH-Iまで対応なんだけど、こんなにトロイと感じたことはない。連射は速いけど、すぐに息継ぎが始まる。まあ、連射するようなカメラではないけど、LEDがピカピカやっているのは、気分が悪い。

FPシャッター音は良質で、初期のm43の頃の様なぐちゃぐちゃ音とは一線を画している。ひょっとしたら先幕電子シャッターなのかもしれない。ミラーレスは先幕電子シャッターでないと、シャッターチャージのタイムラグが大きくて、速射にならない。連射ではない、速射。

かつて、等倍鑑賞マニアから、「ぼーっと写る」というような揶揄も有った様だけど、実際に写して作品にしてみれば分かるけど、そんなことはない。非常にシャープなカメラだ。

ともかく、Proという銘に恥じない出来栄えに感心しているところだ。

そして、最後にミラーレスの雄であるソニーα7系よりも優れていると思う最大の点は、立ち上がりが爆速と云えるほど速い、ソニーは15秒は待たないと写せない。そして、電池がSONYでは馬が喰うのかと思う程、使わなくても減っていくのに、Fujiのは減らない。この2点は(ストリートフォトの分野での)プロユースを考えると、非常に重要な点だ。

以上をまとめると、APS-Cである不利(ダイナミックレンジや解像力がややフルサイズに負けるという原理について)は十分に克服されていると感じる。まあ、数十年前にライカが敢えて小さいフォーマットの不利を有利に変えた兆戦に似た感動を覚える次第だ。

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January 17, 2017

シャープネスなんて大概でよいという意見

ライカが居直ったようなインタビュー記事をよんだことがある。シャープネスは大概で良いという趣旨だった。

ズミクロンはライカのなかでも剃刀の様にシャープなレンズとして有名だけど、最近ではそれに負けないのが随分出ているという背景もあるのだろう。

確かに、最近のレンズはシャープネス競争のような巨砲比べの様なのが多い。たしかに、留まるところを知らない風景写真のディテール描写などは幾らシャープであっても構わないという事になるのだろうけど、僕が写すような場面では、まあ、AF-S Nikkor 24-70/2.8G程度のシャープネスがあれば、殆ど問題が無いと確信している。

したがって、APS-Cクラスのカメラでも特に何の問題も無いと云う風に言い換えることもできる。さすがに色収差バリバリなのは補正するけど、多少ボンヤリ、あるいは線が太くても、写真表現には大した問題ではない物ばかりうつしているからだ。だって、ソフトフォーカス多用主義者だし、実際後処理でバンバン暈かしてしまうのだから。

シャープどうかよりも、ボケがウルサイのは少しだけこまる。PSで誤魔化せる範囲であればうるさくても問題ないけど、被写体が複雑で誤魔化せないものも結構ある。

てなことで、僕はレンズを選ぶ基準として、軽さ、小ささを気にする。この点でもEBC Fujinonは優秀だ。

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January 16, 2017

Fujifilm X-Pro2のパーフェクトガイドはクソである

普段カメラのガイドブックなんて買ったことが無かったけど、今回激しく富士のカメラを注文したものだから、何故だかムック本の広告が入ってきて、ポイントで買う事にした。
その位、このカメラは訳が分からないと思ったからだ。

ただし、その本を一瞥して、懐かしくも立木さんが戸惑いながらも惹かれつつ使っていると書かれている部分にだけは愛着を感じたが、それ以外はクソだと思った。
一般のデジタルカメラと違う部分についての差分についての説明書なのかと思ったら、まあ、デジタルカメラ初心者を騙すような広告記事も多く、まあそんなものだよな、と半ば自嘲的になりながら、差し詰め取扱説明書を読破した方がわかり易いということに気づいた。

そもそも、表紙に「レンジファインダースタイルを極めた・・・」と書いてあるのは、嘘っぱちではないけど、嘘だろう。レンジファインダーではないかと思うような形であり、レンジファインダーではないのだから・・・。まして、スタイルを極めたとかいたら酷い嘘になる・・・形は良くない、ライカの美しさとは比較できないだろう・・・。僕は、Pro-2よりもE-2の方がよっぽどスタイリッシュだと思う。ただし、OVFとEVFとでは100分の1秒の差かもしれないけど、立ち上がり等を考慮すると、ストリートシューターには看過できない違いがあるのでOVFそれも素通しのカメラを選ぶわけで、ライカと同じ値段だったら、僕は多分ライカを選ぶだろうけど、価格比では1/3以下、レンズでは1/10とまでは行かないけど、数倍の値段を払うかと云われれば、貧乏人としては、pro-2で良いやという妥協で選んでいる訳で・・・、極めた・・・訳でもなんでもない。

まあ、僕が知っている世界規模のストリートフォトのクラブ集団では殆どの、まあ多くの人がpro-2を使っているが、理由は上に書いた通りだと思う。コスパが良いというよりも、アフォーダブル(買える程度に安い)だからだ。

E-2の時はファームが4段階も上がっていたので、説明書は破棄し、PDFの説明書をグリグリやりながら全部に眼を通して、なんとなくわかったが、pro-2はハードコピーが読めるので、そっちを暫く読むことにする。なにしろ、同じボディーの色違い、黒とグラファイトシルバーの2台も買ってしまったので、気持ちが引き締まる。これで、春からはストリートにでなくてはいけないのだから…。この複雑極まりない仕掛けを完全に知らないと、無駄なカメラとなってしまう。なにしろ、一眼レフでもミラーレスでも、ライカでもない部分があるのだから。

ps
レンジファインダーとはレンジを測る測距儀と連動したレンズフォーカス機構をもつファインダーと云う意味の短縮形であり、測距儀は基本的には三角測量的な機械式の機械を指す。したがって、定義上pro-2は該当しない。ただし、実質的には小窓でピントが分かるので、レンジファインダーだと強弁したとしても、まるで嘘ではない。

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Fujifilm X-Pro2のマウントアダプター機能は素晴らしい

おそらく、レンズは社外品を使う事が想定されたからだろうか、富士フィルムのOVFはマウントアダプター付レンズに対して激しく優しい仕様になっている。

今回、AiAF Nikkor50mm F/1.8Dという超軽量レンズを装着してみた。このレンズは多分100g程度の軽さで、マウントアダプターの方が重い。もちろん、Dタイプなので絞り環がついていて、これが使える。
OVFはセットさえすればキチンと50mmのブライトフレームとパララックス補正フレームもある。そして、右下のEVF小窓では、例のピーク検出式のフォーカスアシストが見える。純正レンズをMFした場合とまったく同じ様に使える。もちろん、EVFでも使える。

特にXマウントのフランジ外径はニコンのDタイプ50/1.8や35/2.0とほゞ同じ直径なので素直に装着できるし、見栄えも悪くない。また、この手のDタイプレンズは今日の鋭利な刃物のようなレンズ程全面シャープというわけではないけど、中心部だけ、それも僕のようなスナップに使うのには十分な解像力がある。そして軽いし小さい。

Dタイプニッコールは花火を写すのにも便利だけど、富士のカメラに装着するのにも便利であることを発見してちょっとうれしい。まあ、Ai Nikkorも同様なので、これから古いレンズ総出となりそうだ。
ちなみに、僕はAi ニッコール、Dタイプニッコール、Gタイプニッコールの3つのシリーズの常用域、20-85mm見当は3ラインとも殆ど全ての焦点距離を揃えてあるけど、今回Gタイプ以外はfujiで常用できそうな気配だ。

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電池騒動記

僕が9歳で最初に手に入れたPENは水銀電池一個を必要としたが、数年は使えた。その後、ニコンF2フォトミックは銀電池2個、それにしても、そんなに電池というものは減る物でもないし、また、電池が無くても写真は写せた。

デジダル一眼レフはリチウムイオン電池が一般的だけど、やはり電池は然程減る物でもなくて、一日に2個使う事は稀だった。もちろん、爆発的に写すときは2個以上つかうのだけど・・・・。

ところが、EVFや背面液晶で写すミラーレスになった途端に電池は消耗品になってしまった。特にSONYの汎用電池は激しく消耗するので、僕はα7系用途の電池は10や20個は持っている。充電器も沢山あるし、最近は中国製のUSBから直接電池に充電できるのも買った。

どうしてこんなに電池電池電池なのか・・・。メーカーが違えば当然違うし、モデルによっても色々で、段ボール一杯の充電器に、ラベルをつけて何の充電なのか分かるようにしている。

今回fujiのが増えたのでまた10個近く電池が増えた。充電器もUSB方式のも含めて数個増えた。もう勘弁してほしい。

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January 15, 2017

Fujifilm X-Pro2は機能てんこ盛りで未だ混乱中

今年から、Fujifilmをはじめて使う事にした。X-Pro2は形がちょっと野暮に思えて手が出なかったのだけれど、唯一無二の存在なので使い始めた。
ホンと、なんで右肩からだらりと下がっているのか、そのデザインの意味が不明。ISO感度をダイヤル式にしたのは、ニコンDfと似てノスタルジーを感じるけど、その時代を知っている人はみんな老眼になっていて、見えない事、ニコンも富士も分かっているのだろうか。ISO表示は背面に大きく出さないと、見えないんだってば。

ところで、富士のOVF、ズームの時にどうなるのかずうってと不思議な疑問だったのだけど、そもそも倍率が0.6倍程度という超広角対応であり、まあ素通しファインダーは今となっては珍しいし、応答速度の遅延はゼロでありこれは素晴らしい?。しかし、ズーミングするとブライトフレームがやや遅れて大きく成ったり小さくなったりするのは、ちょっと笑ってしまった。こんな面倒なことするから、高いんだなぁ。このファインダーはやり過ぎだと思う。もっと割り切れば良い。ズーム禁止とか、パララックスの意味わかる人のみ使用可とかにすれば、ずうっとすっきりすると思うんだけど・・・。

操作性は、E2と全然違うけど、まあプロユースといえばプロユース。でもライカの方がずっと使い良さそう。AF無という割り切りは案外良いのかもしれない。

例の親指キックAFはやはりトグル式にして使う事に決めた。ちょっとヘンテコだけど、押している間だけホールドというのは、持ち方によっては写せない事がある。まあ富士は、レリーズキックのAFを排除していないので、これはこれで慣れれば使い易い。

結論から言って、EVFの立ち上がりが遅い事が嫌でなければ、また、若干の性能差がいやでなければ、E2はお買い得だと思った。またPro2のEVFは今日的にはあまり見易くない。E2の方が見易いと思う。つまり、EVFでMFしたときのピークがE2の方が断然よく見えるということ。これは何でなのだろうか。と、書いてから比較したら、やはりPro2の方が大きいし見易いし、内面反射も無い。ただし、色がまるで違う事に気づいた。E2は黄色、Pro2は青に傾いている。なんで? いずれも有機ELの筈だけど。
また、Pro2のEVFは初期設定では暗すぎるので、彩度を上げて、輝度も上げると、なんとOVFよりもずっと明るくてピントが出やすくなる。
E2のEVFはちょっと小さくて見づらいとも云える。
この辺りはSONYの方がフリッカーを除けば、ずっと素直に出来ていて使い易いと思った。ただ、SONYはMFアシストが全面拡大しかなくて、これは使い辛い、フレームが見えないという問題がある。富士はその点では手なれいて、ライカX-VのEVF並みに使い易い。とにかく、白くエッジが光ったら合焦というのは素晴らしく使い易い。つまり、SONYなど通常の拡大だけだと、行ったり来たりを繰り返さないとピントが分からないけど、エッジを光らせるというのは凄くわかり易い。ただし、富士のデジタルスプリットは見づらくて使い辛い。これは要らないんじゃないかなぁ。

また、何れのモデルもフィルムシミュレーションをいじくるとMFが出来なくなったり、e2ではisoの上限が下がったり、訳の分からない事になる。何だこりゃぁ。フィルムシミュレーションする人は、MFしないという前提か?
また、フィルムシミュレーションにすると、e2ではRAWが無くなってしまい、いつの間にかjpegになってしまう。これも馬鹿にしている。普通はこういうときはjpegにしてから入るというのが普通でしょう。

まあ、この手の箱型カメラには望遠は似合わないし使いにくそうだから、望遠は他のカメラにするのだろうか。ワザワザ一眼レフライクなT2を買う程の事もなさそうに思った。

話はは変わるけど、富士の電池は自己放電しづらいのか、よく長持ちすると感じるのはSONYのおバカ電池と長い付き合いのせいか。SONYと比べると何倍も持つような感じがする。

とにかく、ライカに出来ない事を電子化したカメラPRO2だと思うんだけど、出来ない事は出来ないで放置しても問題ないんじゃないかなぁ。まあ、ダブルスロットのメモリーは良いと思うけど、書き出し速度が「え、シグマみたい」と思うぐらい長いのはなんでだろうか。実はこの富士のRAWは一般のベイヤー式と比較するとファイルサイズがやや大きい。原理的に大きく成る理由が不明だ。

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January 13, 2017

iPhone恐るべし

iPhone6s ISO200 1/30s aparture=2.2 f=4.15mm
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フルサイズカメラもう要らないと思った瞬間…もちろんカメラを持ってなかった訳だけど。

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January 11, 2017

Fujifilmはライカにガチンコしているようだ

富士フィルムXマウントのレンズはどれも素晴らしいレンズという評判なようなので、色々使ってみたいのだが、国産のレンズにしては良い値段がついている。で、比較的安い、18/20.と、27/2.8のパンケーキ風なのを注文した。まあ、28/3.5と40/2.8と同等のレンズになるともいえる。僕が生涯愛した焦点距離だ。

27/2.8の方は、Pro-2と同時発注だったので、まだ品がそろわず到着していない。一方18/2.8は注文後10時間で到着した。嫌に大きな箱なので、不審に思った。

段ボールを開けて、仰天した。ライカそっくりの厚手化粧箱に黒いウレタンにキチンと包まれたのが出てきた。

ライカを新品で買ったことが有れば、分かる、まるで宝石箱のような箱。

んんん、富士フィルムはライカにガチで来ているな、と、変な事に感心した。

そんなことよりも、写す事の方が大事なのだが・・・。

まあ、僕がライカシステムを組むことは財政的に無理なので、富士の箱は大事にしようと思った。

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January 10, 2017

スランプ

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昨年、2016年を振り返ると、大スランプの年だった。生活環境が変わったことも原因の一つなのかもしれないし、これまで信じてきた自分の感性が意外と底が浅くて、人に共感されない事に気づいた。
写した枚数だけは結構多くて、SONYの42Mp機を主にしてきたこともあり、1テラバイト程と例年の平均よりは多かったが、ろくなものが無い。人に見せたいものが写せていない。
高画素機はトリミングしやすいので、トリミングしたり、パースをなおしたりすると途端に均整がとれていて綺麗だけどツマラナイえになってしまうし、ノートリだと、感性の片鱗も無い物が多い。
ズームが便利過ぎていけないのかもしれないし、ココロの有りかがイケないのかもしれない。で、高画素機は風景などキッチリ写さないといけない時に使う事にして、ギリギリ多分1000万画素~程度でキチンと写す事を今年は再度訓練しようと思っている。

出歩くつもりは大いにあるのだが、年初から頭痛でものが考えられない。別に重病ではないのだけど、モノが考えられないと、写真も写せない。

あと10年…しか残っていないと思うと、焦りが冷や汗となって、額に滲む。

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「遠野物語」森山大道を読む

この古い写真集は文庫になっている。なぜかアマゾンのAIが僕への推薦図書として出してきたので、560円だったか出して読んだ。森山さんには大変申し訳ないけど、若いとき僕は好きじゃなかった。黒くて、荒れていて。

でも、この年になって数十年前の森山さんの書き物を読んでいくと、そのハニカミが初々しいし、うんと黒い写真もテレに見えたりして、楽しい。犬の記憶の森山さんは健全だった。

28mmとマクロだけもって行ったというくだりも当時の流行だったなぁと思った。

はてさて、僕の遠野物語はそれと比べると、随分と呑気な物語になっている。写力も全然劣る。

まして、今は頭痛で、ものが考えられない。

人間、元気でないと何も大したことが出来なくなっちまう。

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さらばフルサイズ

僕は陳腐な被写体を写す事が嫌いだ。皆が写すものは写したくない。
もちろん、風景もマクロ写真も写す事があるけれど、自分の代表作品になると思う事はシャッターを切った瞬間から全く感じたことが無い。他人と同じ写真は嫌だ。

結局、僕が写したいのは人間、それも普通の人、ポーズしない人。そして、その人を取り囲む、街だったり、部屋だったり、光だったり、影だったり、つまり、一度きりの人の姿だった。これまでの生涯で100万枚ぐらいの写真を写したと思うけど、このような人をどれ程これまで写せたか知らない。いや、殆ど写せていない。

一眼レフカメラはデジタルになって、猛烈に性能を高めて、もう写せないものは何も無い程の高性能になった。漆黒の闇でも写せるし、高速で走る物もキチンと写せる。どんなに遠う物でも写せるし、猛烈な広角画像もできる。

でも、僕は心の底から、三角屋根のカメラが嫌いであることに常々気づいてきた。

だから、長い間、威圧感の無いカメラ、例えばライカの様なカメラに強く憧れてきたし、惹かれてきた。それが、マイクロフォーサーズに暫く執着した理由でもある。しかし、初期のマイクロフォーサーズは初期故の問題が多くて、フィルムカメラが瞬間を切り取る様な事がし辛いカメラだった。いまは違うかもしれないけど、当初はそうだった。マイクロフォーサーズも随分進歩しているので、今の機種であれば印象は違うと思うのだが、昔はそうだった。

フルサイズカメラが随分使い易くなってから、単焦点と小型フルサイズカメラにものめり込んだ。しかし、所詮フルサイズはズームにすると猛烈に大きなセットになってしまう。機材が大きすぎて、遠くまで運んで写すのには色々と制約があった。それが、ソニーα7系カメラを3年間以上愛用してきた理由でもあった。ソニーは素晴らしい機会を与えてくれた。しかし、ソニーのレンズ開発はカメラが優先で、なかなかキチンとしないし、大口径ズームに注力している最近の姿を見るにつけ、そんなレンズを使うなら一眼レフの方が使い易いし、小型のメリットもないわけで、僕はユーザーではないと感じるようになった。

しかし、今になって気づいたことは、小型フォーマット特にAPS-Cはフルサイズには性能的に多少劣るものの、実用上さほどの不利な点もなくて、使い易いフォーマットだということ。一眼レフにするとちょっと大きくて使いにくいけど、望遠では有利。

こうして、愚かな事に富士フィルムのXシリーズを全てのメーカーを試してからの最後に試すことになった。Xは凄い。ミラーレスの難点を克服することに物凄く注力しているうえに、アナログ時代の精神を残している。
僕は、暫くこのシリーズで、当初の目的が果たせるか、試すことになりそうだ。ハーフサイズでいいじゃないかという割り切りが、目から鱗となった思いだ。

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January 09, 2017

Fujifilm X-E2第一印象 その2

富士フィルムのX-E2のファームウェアv.4.01は当初のバージョンと比較すると、カメラ性能そのものの変更まで行った大々的なバージョンアップだった。
殆どのボタンはFnボタンとしてカスタマイズできるので、僕は普段使いのソニーα7系ににた姿に変更することに成功した。親指AFは素直な形では出来ないが、AF-LボタンがそのままAFキックになるので、押しっぱなしにできるならば使える。一方トグル式にすれば、離しても使える。少し一般的挙動とは違うので気味が悪いのだが…。

従って、富士フィルムの操作性が悪いという話はあまり重要な問題ではない。ただし、既に白字で刻印されていることと違うFnとなるので、これは体に覚え込ませないとならない。特にMacroボタンの刻印は困る。従って旧Macroボダンにはfnを定義していない。

富士フィルムはミラーレス共通の悩みとして、電池が減り易い。ソニーでは散々困って、合計10個ぐらいの電池を用意した。まあ、いまのところ一台のボディーなので経験的には合計3個あれば困らないだろう。

今回、互換社外品を一個1000円位で調達して様子を見ている。どうも、偽造コピー品の様な物も出回っているらしいので、初めから互換品であることを認識して使う方が精神衛生によい。もともと、純正品も中国製と書いてあるので、互換品も程度の良い物を選ぶことにして、少し高めの物を調達した。ATTOZEN製、一個1100円程、これにUSBチャージャーも調達した。iPhonの充電池でチャージできる。

この様に手を掛ければ、このカメラは結構使えると思った。

このカメラ、何かなじみがあるような気がしていたのだが、そういえば3年前に使っていたライカX Varioによく似ている。ライカは外付けEVFでしかも、当時のオリンパスのファインダーだったのでややトロくさかったけど、全身電子シャッターで無音化できる。A/S/Eなどのモードダイヤルが無く、直観的に、シャッターA、絞りAなどにすれば実現する思想も同じだ。大きさも似ている。もちろんライカの方が価格が3倍もしたし、高級感があるけど、速さではこのカメラが勝ると思う。そして、レンズの明るさも一段以上明るいのに大きさに大差ないし、シャープさではこちらの方が良いかもしれない。同時に使う事は無いと思うけど、ライカとソニー共通の欠点であった十字キーが勝手に動作してしまうことは、この富士では起こりそうもない。

富士フィルムのカメラというのは大したものだと感心している。

なお、18-55/2.8-4.0は優秀なレンズらしいし、小さくて、高級感がある。この辺りはソコイラのエントリーキットレンズとは違う。ただ、どうもペタル式フードは好きになれないので、多分あまり使わないかもしれない。僕はフードを前玉保護に使う傾向が昔からあるのでプロテクターフィルターは使わない主義だったけど、今回は逆にプロテクターをつけて、フードは外そうと考えている。持ち歩くことを、そして速射性を考えると、スナップシューターにはもっと小さなフードが良い。

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January 08, 2017

Fujifilm X-E2第一印象

富士フィルムX-E2が到着した。一旦適当なところまで充電して、早速使い勝手を試してみた。

速い、とにかく速い。立ち上がりから撮影可能まで公称0.5秒だったかな、僕の感じでは1秒ぐらい。これは、エントリクラスの一眼レフと変わりない。ニコンD3300と同程度の速さ。AFは16-55/2.8-4.0で試す限り全く問題ない。
ただし、親指AFは出来ないかもしれない。今のところ、見つかったのは、AF-Lをトグル式ボタンにして、疑似親指AFにすることぐらいか・・・ここが統一出来ないと、操作性の問題としてはのこる。多分富士フィルムでは親指AFなんて酔狂な人がやるので、このようなカメラではやらないと思っているのかもしれない。でも、これは習性なので、出来ないと困る・・・僕がD3300を使わなくなった理由でもある。

あと、富士フィルムの伝統で、フィルムシミュレーションや、ダイナミックレンジについて各種設定があるけど、これってRAWに反映するのだろか・・・マニュアルを未だ読んでないので不明。

ところで、このモデルは既にディスコンになっているらしい。

まあ、明らかにα6300と比べても、やや大きくて、軽くて、ボーっとした外観だし、ソニーの方が高性能に見えてしまうんだけど、僕にはとてもそうは思えない点がいくつかある。

立ち上がりが、俊足である点。マイクロフォーサーズはOM-D EM-5までしか使っていないので、その後の進展を知らないけど、僕が持っている限りのミラーレスの中で、富士のこのモデルは最も俊足立ち上がり、操作性抜群、EVFの感受性抜群に感じる。一眼レフと比較して、殆ど問題を感じない。しかも、電子シャッターが使えるわけで、一眼レフのガシャンというお祭りの御囃子のような拍子からのがれることができる。

とはいうものの、僕に届いた個体は、ファームウェアは発売当初の物が入っており、電子シャッターなど画期的な機能が無い。ここで、ファームアップをしたわけだが、HPの説明は面妖で、説明ページの入れ子が何段にもなっており、もともとファームアップというのはどういうものなのか熟知した人でないと、多分大変なことになりそうだ。そもそも、ファームアップの後、リセットが要求されているのだが、この時のディスプレーはEVFオンリーなど凡そ、普通ではないし、もともとファーム確認/アップ等のメニューは通常メニューにはない。この辺り、相当失敗していると思う。これでは、一般の人はたまらないだろう。

とはいえ、電子シャッターは気持ちが良いし、物凄い高速シャッターが切れる。

ただ、新説明書の分厚いのをdownloadしないと、何が何か訳が分からない程、メニューが変わっている。なんだこれは、古い説明書は捨ててもよさそうだ。

つづく

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January 06, 2017

SONY 対 Fuji Film

国産デジタルでレンズ交換式カメラメーカーの内、ただ富士フィルムだけは使ったことが無い。
理由は単純で、そこまで手か広がらなかったからだ。

ふと、振り返って富士フィルムの製品群を見ると、案外僕がSONYで追及している使い勝手や性能面への取り組みが、かなりの部分がダブっている事に気付いた。

唯一最大に違う点は、SONYがフルサイズ傾斜型開発で、APS-C分野ではカメラの性能はともかく、レンズ群にズームが多く、イマイチ食指が伸びない。この傾向はどこのAPS-C/full size併売メーカーも同じだ。
これに対して、富士フィルムは最初からAPS-C用の高度な単焦点を提供したり、ズームの良い物を出している。

もちろん、モザイクの方式が異なるので、AAFの有無を取り払うと、富士は分か悪いと思う人が大勢いるけど、実は富士の方式とベイヤー式の解像力は面積比で8対9程度のもので殆ど同じ、一方でAAFが無い分富士の方が同じ画素数ならば圧倒的に解像するという原理だ。

APS-Cの利点は、一眼レフでは簡単にスポーツなどに使える点。望遠に有利な点。ただし、カメラは結構大きいのが多い。一方のミラーレスでは、SONYと富士とキャノンがあるなかで、まあSONYは性能が良いカメラを出しつつも、一眼レフと同じ取り回しとは云い難いというのが僕の印象だ。方や富士はひょっとしたら取り回しが良いかもしれないということで、今年の前半は少し試してみようかということだ。

レポートは追って…。

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January 01, 2017

Happy New Year!

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年末にモニターのバックライトが故障したのだろうか、色が左右で赤⇔緑に変色するという奇怪な現象に悩まされた。
モニターのドライブを縦位置にしても、固有箇所の変色は変化ないので、モニターの故障だと断定した。
一週間ほどで歩く予定だったので、昨夜に新品モニターが届くようにオーダーして、今日になって漸く交換した。
新旧ともほゞ同じスペックの筈だが、全くコントラストや調子が違うので、これをなだめるのに大変長い時間を使ったがまだどうも納得していない。
まあ、LCDは特に色調子がバラバラな事は先刻承知ではあったが、まあ、無難にプリントに近い調子にしておくことが一番ではないかと思って、そうした。
そもそも、TV画面の様なモニターだと、プリントとキャリブレすることが至難になる。まあ、仕方がないのかなぁ。


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