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February 2017

February 25, 2017

遠野物語 第三部 その2

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云うまでもないけど、写真は詩の世界に近くて、瞬間のイメージを見る者に焼きつけることを目的とする。

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あたらしい仲間

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もうそろそろ流通在庫もなくるころかなあ。格安で手に入れた。X-Pro2と比べると反応がやや遅いけど、この小ささは歓迎。また、其処が欠点で、他の大きなXシリーズの電池と共通性がない。また、怪しい互換品を仕入れることに・・・。

現在レンズ数列は18/23/27/35/50と揃えてきたところだが、一番使い勝手の良さそうな23の入荷日が来月・・・そのレンズと大凡同価格のカメラでもある。

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February 18, 2017

高画素機は本当に手振れに弱いのか

Dsc_7696


なんか、ぼうっとした写真だと云わないでほしい。
撮影は2日前、深夜の埼玉県内の某SA。

たまたま見えたオリオン座。D3以来、高感度カメラを買うたびに手持ち撮影を試してきたカメラだ。

今回は、既に4年ぐらいは使っているD800Eに最新のAf-s Nikkor 35/1.8G EDという金帯の無いレンズ。
開放、1/40sec ISO25600
まず驚いたのは、AEの正確性。露出補正が必要ないほど闇を見分けて適正露出に導く。

往年のテクニック数式、手振しないシャッター速度=1/焦点距離(35mmサイズ換算)

今回は35mmなので、1/40secはだろうな選択。

これで観察すると、中心部分の手振れは5-6ピクセル、外辺部分のベガだったか赤くて明るい★(ちがっいるかもしれないけど)20ピクセルぐらいはブレテイル。まあ、平均を出せば10ピクセルのブレということになる。
この10ピクセルを1ピクセルに収めるべく、シャシター速度≒焦点距離x10 という方法に改めて相当の年数がたつ。
これであれば、かなりの画はおちつく、ちなみに、焦点距離x10などというと大げさに思えるけど、絞りにして3段程度の話。

さて、この問題は1200万画素の時代よりきつくなったのか・・・と、考えると、何も変わっていない。3600万画素と1200万画素のカメラのセンサー素子ピッチは√3の違いであり、大した違いではない。

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February 14, 2017

遠野物語 第三部

今年度5回目の遠野訪問。
もともと、遠野をテーマに写真を写そうという趣旨はなかったのだけど・・・。柳田先生の難しい言葉で書いてあるご本を読んで、そのきになったり、森山大道さんの写真集「遠野物語」を見て、その気になったり。地元の人に話を色々聞くうちにその気になったり・・・。

でも、何度来ても、すでに柳田先生の遠野はもうない。と、思った。でも、それではらちが明かないので、何とかこしらえようとしたのだが・・・寸足らずで、どうにもならない。

で今夜から再度訪問したという次第。

遠野は遠きにあり想うもの・・・のほうがずいぶん楽だったに違いない。

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February 09, 2017

たったの15枚の現像に4か月

Dsc019291200




来月までに15枚ほど必要なのだけど、撮影から現像までで既に4か月が経過した。
理由は、撮影スランプで、2万枚ぐらいは写したかもしれないけど、それがロクな物がないというか、不満だらけで、ピンと来ない。…まあ、これは40年来の事で、別に今始まったこともない。締切の前日に写した数枚から作品が出来たりするわけで・・・・。

僕のPhotoshop歴は案外古くて、20世紀の終わり頃から使っていたのだが、当時はPCパワーも弱くて、変なソフトでトリック用と思っていた。なにしろ、標準解像力がVGAの時代。

2008年ごろ、市川ソフトラボのSilkyPix Proと出会って、これが直観的で、それまで使っていたNikon capture NX/NX2シリーズの使用をやめてしまった。Nikon Capture NXはPhotoshop風の使い勝手で、色々出来る割には、面倒くさい。今のNXDはインストールこそしているけど、殆ど使っていない。

また、その当時、2008年だと思うけど、CS4を大金で購入したのだが、これもHDR合成などのトリックに使う日々だった。CS4のHDR合成は大真面目な本格派で、今のCCのいい加減なのとは違う。

3年ほど前、CS4から、CCに格上げして、使い始めた。結局、暫くはLR CCで済ませていたけど、最近は一発現像ともいかない物をやっているので、PS CCに戻って約2年が経過した。
PS CCの初代はバグが多くて、ソニーα7などは色空間定義がとっ散らかっていて、まともに現像できなかった。なにしろ、RAW現像はおろか、α7のカメラjpegさえだめだったので、ようは使えなかった。
で、翌年からはLR CC(2014)を本格的に使い始めた。

しかし、PS CCが使えないと、最終フィニッシュでやりたいことが出来ないという問題にぶつかった。たとえば、↑の作例の空気遠近法表現など・・・。
(作例は恥ずかしながら、あんまり追い込んでいないし、強烈な圧縮を掛けたし、空気遠近法をかなり強調して作ったので違和感があることは承知している)

2年近く経過して、漸く、PS CCで必要な事は最低限一通りのことは出来る様になったというべきか、LR CCで出来ることは大抵PS CCで出来る様になり、その他レイヤーやマスクの使い方も一通り体感的(直感的、体で使う様に)に使えるようになってきた。どうも、マスクの白と黒の定義とブラシ、消しゴムの定義はイマイチ、とっちらかってしまうのだが、流量のタッチなどは、絵筆並みになってきた。

スポッティングは明らかにLRよりもPSの方が上手ながら、画像その物の調子レタッチは、PSよりもLR、LRよりもシルキーの方が直観的に思える。なにそろ、CC 2014になるまで、PSでは色温度が調整できなかった・・・。僕はこれまで色味の調整は色温度とGRパラメーターで決めていたので、PSの伝統的原色調整はとてもやり辛いと思う。また、大真面目に256段階で決めるやり方も、もともと256階調は対数的な表現になっているので、四則演算的な計算に馴染まない・・・。人の知覚は対数的という原理に基づいている。結局色味を追いこむのに猛烈な作業が必要になる。この点、LRやシルキーは直観的に追い込める。

一時、色味の追込みをLRで済ませてから、PSを連動動作させる方法を採っていたが、PSから戻されたファイルはLRでそのままカタログに追加されるというつまらない利便性があるだけで、LRで再調整すると、SPDのレイヤー/マスクなど全部統合されてしまい、なにも残らないという、おかしな仕組みが今でも残っている。これでは、連動の意味がないので、最近ではこの連動作業はあまりやらないことにしている・・・ただし、明瞭度や霞など、LRの得意中の得意分野のパラメーターはPSではちょっとテイストが違うので、全く同等のパラメータとは思えない・・・。

色温度は、シルキーなどではあたりまえだし、LRでも使える。なぜかPSだけは、RGBというか、その他の色空間の原色系の調整だけで、変だった。2014の後半からだったと思うけど、スマートフィルターとしてCameraRawフィルターが使えるようになったので、背景など基本的レイヤーについては、ほぼLightroomで調整できることが出来る様になった。・・・変な話だ。ただし、これはフィルターの扱いで、調整レイヤーではない。つまり、特定のスマートオブジェクト型レイヤーの色温度調整が出来ると云う話。最後に色温度を調整する・・・という事ではない。
まあ、CameraRawフィルターがレイヤーに格上げされると、これまでの設計思想が壊れてしまう可能性はあるので、仕方ないのだろうか。意味の解らない人に念のために追記すると、PSでは、色や階調の調整のレベルが原始レベルから、独立した調整レイヤーのレベル、そして、スマートオブシェクトにぶら下げる調整レベル、そして、クダンのレイヤーに掛けるフィルターレベルの4層のヒエラルキー(CameraRawフィルターが加わったので4層になった)がある。これは、一般の一発現像ソフトになれていると、なんで同じものがあちこちにあるのかという、極めてあたりまえの疑問にぶつかって、その先に行かなくなってしまう。

もちろん、トリックに類した高度な画像処理はPSでないと出来ない。最近の僕はどの様にして撮影したのか、そして現像したのか、プリントしたのか分からない様な物を目指しているので、もうLRの能力ではどうにもならない。

で、たった15枚の作品に4か月も掛けている、専業浪人写真人間になりさがっている。

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February 06, 2017

トーキョー・アキル

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2013/6撮影 FEゾナー35/2.8

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February 05, 2017

ストリートフォトという道

このところ、ずうっとスランプで、本領だったはずのストリートフォトがまともに出来ない。

原因を色々考えている。
最もイケないのは、技術面では、ズームレンズにたよること、望遠ズームを持つこと・・・、そして、一眼レフ系の精密に写るカメラを使う事ではないかと・・・、精神面では、ハッとしてパッと写す心の軽さがない事、構図を意識すること、沢山写し過ぎる事・・・。

もちろん、ストリートフォトというのはホームランの様なのは莫大な時間と労力とチャンスを浪費した挙句に一枚撮れるかどうかの、まあ、池に落ちた針を探す様な物なのだけど・・・この辺りが、技術ではどうにもならない部分もある。でも、人を写すという意味においても、もっともピュアな写真活動だと信じて50年が経過した。

新年度は心機一転、素通しファインダーカメラでパパっと写せるように計画しつつある。

今年は仕方がないので、Photoshopをこねくり回した、下らない作業を繰り返している。でも、それも誰にもできない様なのをやらないと、「馬鹿」という罵声が聞こえてきそうなので、結構気合が入っている。まあ、PS技術も去年よりは大分マシになってきたと自分では思うのだけど、作品に魂が入らないんだよね・・・なかなか。

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February 03, 2017

A5ノビ即ちA5+というプリントサイズについて

ここのところ、身辺あわただしく、それどころでは無かったり、また、新年度からのプロジェクトのために海外遠征の打合せなど、バタバタやっていた、そして在宅の時はPhotoshop漬けになっていた。
新規作品の為にA3+高級紙を100枚調達したのは良いのだが、ハタと気づいた、プルーフ用の紙を買わなかった。ハーネミューレのターナーだったりしたら大変なことになるところだけど、まあ、それほど高価でもないので調達すればよいのだが、品薄で注文即納品と云う訳にもいかない。

この世の中には、サディスティックとも思えるほど無数の高級紙が存在する事を薄々知り始めて暫く経過する。しかし、その違いはわずかと思っていたのが、赤坂見付だった。

ハーネミューレのコットンペーパーの様に強烈にユーザーの金賤を要求しつつ、流通在庫は古物が多く、色焼けしているかはパッケージ開けるまで分からない・・・というトンデモナイのから、プリターメーカーの安い薄手光沢まで、用紙は様々。普通の用途ならば一番安い光沢紙で十分なんだけど、お化け屋敷のような雰囲気を出すのには、光沢が無いか、薄らと光沢のある紙が重宝だ。

僕自身はエプソンの画材用紙と呼ばれるアート紙がもっともコストパフォーマンスに優れていると思うんだけど、これでも20枚で3000円以上払わないと買えない。
因みに、エプソンの定番高級超光沢紙クリスピアは顔料インクを乗せると極端に光沢が落ちる。(5系の場合の話・・・7系ではインクに光沢専用インクが1色入っている)この紙も難儀な紙だが、A3+で数百枚の不良在庫を抱えている。A4も入れると2000枚・・・。せっせと人に贈呈するのに使うしかないのかなぁ。


んでもって、貧者の知恵で、一旦完成品にしたSPDファイルをA3+仕様のキャンバスの上に四枚ずつ丁寧に貼り付けて、これをプリントする。

すると、当たり前だけどA5+のプルーフが一辺に4枚ずつ出来る。まあ、プルーフは4の倍数がベストなので、候補を4の整数倍作るという小賢しい計算は必要だ。

いずれにしても、白内障乱視と老眼で既にプルーフは2Lでは無理、A5でもちょっと小さいと思っていたんだけど、流石にA5+だと、粒子????が見えるようになった。

そう、最近粒子が見えるプリントを手掛けている。もちろん、Photoshop等で生成されるデジタル粒子ではない。この辺りは業務上の秘密なので書かないけど、粒子のある写真は懐かしい。

だって、全紙大で粒子が見えないライカ判のフィルムって不自然でしょう。ついでに、白トビは無くなるので、プリントの仕上がりが格段に落ち着く。

植田正治の初期のプリントを美術館で鑑賞すると、焼き出した空の雲は必ず大粒子が見える。それが自然と云う物でしょう。

まあ、A4プルーフというのが普通なのかもしれないけど、僕は貧乏なのでA5+の丁度良い大きさに助かっている。

ちなみに、A3ノビというのは正式なサイズではないけど、短辺が3センチ以上、長辺はさらに6センチ以上長い場合が普通で、より2*3のアスペクト比に近づくため、ライカサイズの場合はより効率的に面積が取れる。まあ、全紙にプリントして断裁した場合と然程違わなくなる、というか、やや小さい程度になる。

余談ついでに、僕が学生だったときは貧乏だったので、プリントは月光というヨウ化銀乳剤の安い紙が定番だった。富士ブロマイドは臭化銀で色が好きだったけど、ちょっと高くてあんまり買えなかった。その頃、イルフォードがRCペーパーを出し始めて、これの平滑性と軟かい調子が好きで、最後はイルフォードの虜になっていた。
今では月光ブランドは高級紙らしい。この紙はモノクロ用ということらしいが、カラーでは優れた色再現が出来るとHPに書いてあって、隔世の観を感じた。何れ使ってみたいとも思う。

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