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May 19, 2018

ニュージーランド縦走記 15

2018/4/23 
Lake Tekapo Good shepherd
その晩9時半ごろ、世界遺産になるという天の川を写すことにした。カメラは何度も書くが富士フィルムのハーフサイズカメラ。世にいうAPS-Cのミラーレス。
インスタグラムで有名なGood Shepherd 教会を背景に写すことにした。
ロッジから直線距離で1キロ程度。幸い上弦の半月が10時半ごろに沈むはずだったので、その1時間前に歩き出した。気温は5-6度だろうか。寒い。
ロッジには明かりが有ったが、道は高速道路…NZの道路は大抵高速道路で100キロで走れるが、人は横断出来ないし、歩いても行けない…ところを歩いて移動した。
教会に近づくと、漆黒の闇、娘がiPhoneの明かりを照らして20分ほどかけて教会にたどり着く。
どういうわけか、車が山の様にいる。辺り一面中国語と思われる言葉が飛び交う。世界遺産にするとこういうことになるんだ、地球の反対側でも痛感した。
ともかく、見たような画角になるように三脚を置き、レンズは10mmF/4.0 これでちょうど15mm見当になるがやや暗い。

ギリギリの露出を掛けて写したのを一枚掲載するが、天の川って決してこのように見えるわけでもなく、ただぼんやりと白い筋が天空を横切るだけだ。緯度が高い分やや北側に傾いて見える。なにしろ、オリオンが北の空地平線の近くに見える場所だから。
写真の出来栄えはさっぱりだけど、世界一良く見える天の川でも結構難しいと後で気づいた。露出が一段以上不足している。しかし、開放絞りで、露出時間もセオリーギリギリの長時間露光…これ以上伸ばすと星が流れてしまう。カメラのダイナミックレンジギリギリで写したつもりだが、どうにか雰囲気だけ写っただけ…まあ、星屋ではないし、もともと星は写さない主義なので、この程度でお茶を濁してよいことにした。
フルサイズカメラならばあと1-2段分程度ダイナミックレンジがあるので、料理しやすそうだ。また、フジの拡大MFのやりかたが良くわからず、とりあえず遠方の輝点がある景色に合わせて、そのまま触らずに仰角をつけるというかなり荒っぽいやり方をした。こういう時、古いレンズでMFが機械式だとありがたい。

余りにも寒いので30分程で帰ることにしたけど、懐中電灯を忘れたことは痛かった。まだ月が地平線より上にあったので、なんとか帰宅できた。
それにしても、撮影者(三脚)はざっと20人(本)以上いたし、関係ない連中は懐中電灯がちがちつけているし、日本の蛍撮影の様な横柄なカメラマンはいないので、文句も言わない。つまり、ノイズなく写すことの方がむすがしい。
でも、こんなに暗いところでライトつけるなという方が横柄だから、仕方がない。風景はカメラマンの為にあるわけではない。

これから、真冬に向かっていつまでここに来られるのか知らないけど、もう少し寒くなってからの方が良いのかもしれない。と、思った。

なお、撮影条件について余談。
PSのブラシを星空には使っていないので、天の川の形は正しいと思う。
色は赤色をギリギリブーストしてこのコントラストになり、この色以外ではコントラストが破綻する。色フィルターはない。
画角は15mm相当なので、画面上方は天頂を写している。

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Rを強めにゲインを立てて漸くコントラストを出した。下の方にノイズが見苦しいが、敢えて消していない。

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