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January 01, 2019

Nikon Z7 使用記 1

追記 露出補正をワンアクションで行う方法はある事が判明しました。簡易露出補正というメニューでSONYやフジフィルム並みの露出補正ができます。ただ、ダイヤルにメモリが刻印されていないので、電源投入前には確認できません。




本文
ニコンプラザで実際に触ってみるまでこのモデルには冷淡なほど興味がありませんでした。
SONYを数年にわたって10万回以上シャッターを押してきたし、ミラーレスはmicro43th以来次々と試してきた長年のカンで、メーカー初のミラーレスモデルを敬遠してきたことも影響しています。しかし、実態は違うようです。

2017年初から約2年間フジフィルムのミラーレス4台を使用し、合計20万回ほどシャッターを押す機会があり、今の私にとってメイン機材はフジフィルムX-Pro2です。非常に良いカメラですが、フォーカスがアクチュエーターのみで駆動するためにオキビンができない、MF/AFがつながらない(セレクタースイッチを動かすとフレームが動く)、AF Lockは出来るものの、レリーズAFが外せない(X-M3からは外せます)など、スナップシュートに致命的な問題があるにせよ、無音シャッターや、立ち上がりの速さ、EVFのタイムラグがほとんどないなどそれまでのミラーレスと比較すると非常によくできていました。
シャッターチャンスはライカMシリーズよりも確実に高いと確信しています。

フジフィルムXシリーズはAPS-Cではありますが、ローパス不要のアレイ設計で非常にシャープです。24Mpixの解像力を十分満足させるレンズも素晴らしいし、単焦点がレンジファインダー用のごとく小型であることも好きです。

では、なんで今ニコンにしたのか、それはアダプターを介してGタイプ、Eタイプレンズを使用した時の快適さに尽きます。micro 43thが出た時、それまでの43thレンズが使えるという触れ込みの割には、ほとんど使い物にならなかったのとは雲泥の違いです。

今回ハンズオンインプレッションをまとめると、
露出補正がワンアクションでは出来なくてニコン伝統の±ボタン押下で手前のマルチダイヤルを使う点を除いてほとんどすべての問題がクリア―されています。
EVFは鮮明でそのままでもMFに耐えますが、拡大縮小が即座に行えるボタンの設置は素晴らしい。余計なフリンジ検出はついてないようですが不要です。
キットの24-70/4.0sは沈胴式でちょっとヘンテコですが、その分小型軽量になっています。フードがやぼったいのでこれはメタルフードでも検討すべきかもしれません。72mm径ですからライカ風のはないと思いますが。
Fマウントアダプターはほぼ完ぺきでSONYにサードパーティーを接続した場合や、タイプ4の純正を接続した場合よりもはるかにスムーズで素晴らしい、何の問題もありません。
無音シャッターは説明書にもあるとおり、完全な無音にはならない物のほぼ問題なく使えると思います。LEICA M10(無印)のシャッター音の1/100程度に感じます。

初期設定からフジフィルム並みの使い方に設定するまで不慣れで1時間ぐらいかかりましたが、ほゞ違和感なく使えそうです。
バーストレート8枚/秒も高画素機とは思えない程に素晴らしい。
RAWが3つの大きさの記録が選べるのも素晴らしい、Z7で24Mpixの記録はありがたいです。フジを使い込んだのも年間撮影容量が1TBを超えるようになってから、46Mpixはいいけど大きすぎと思うようになったからでもあります。

ニコンのメインストリームデジタル一眼レフはD200/D300/D700/D800E/D850と使ってきましたが、重くて飛行機に乗せたことは数回のみです。私がフジを主に使っているのは被写体が海外にしかないものをテーマにしていますので飛行機に乗せられる基準による消去法による結果です。それまではSONYを使っていましたが、同じ遠征ですべてのカメラがバカになるという故障を経験してからは使っていません。フジはその点、トイレに落としても使えるという経験までしました。
カメラは機動性と性能、そして使い勝手のせめぎあい。今回のニコンミラーレスは非常に良いと思いました。

そして、蛇足ながら、このカメラはフジX-Pro2(APS-C 24Mpix)よりも小型です。

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