東京湾上空
Varo-Sonnar16-80ZA SONY alfa37
此れまでデジタルカメラではこのような景色は写せなかった。電子機器制限があったからだ。これがごく最近緩和されたという情報は持ってはいたが、とんと忘れていた。今回はスターフライヤーのカッコいいブラックボティーA320の窓側の席だったので、思わずカメラを持って座った。
SONY a37は多分連射速度は速いのだろうが、使用したSDHCメモリーがClass10とは云えかなり古いパナソニックの32GB金ラベルで遅い。USB3.0 USI 対応カードリーダーとSSD付3テラバイトのRIAD 0 Core i7 3.1GHzの組合せで、エクストリーム プロ SDXC64ギガバイトでは実測87-90MB/sが出るのだが、この古いパナ32GBでは20MB/s程度と1/4の遅さだ。
これをSONY a37のRAW + Jpeg記録に使うと、2枚で息継ぎを始めてしまう。せっかくの連射性能はjpeg用という事なのか。
出来の悪い一眼レフよりもよっぽとシャッターフィーリングは良好だが、つまらない所で落とし穴があるようだ。もちろん、このカメラは少し古いので、EVFもイマイチなところも今となっては欠点だ。
エクストリームプロは未だに結構高価なので、僕は64ギガSDXC 4枚と、32ギガSDHC 5枚を最近の高画素(僕の定義は20Mpix級以上)カメラに各々差し込んであるので、どうしてもa37の様に頻繁に使っていないカメラには古いメモリーを入れっぱなしにしている事が多い。
もちろん、イチイチ差し替えれば良いだけの事だが、色々面倒なので、ボディー毎に入れっぱなしの場合の方が多い。また、あまり頻繁にフォーマットしたくないという事情もある。現在のSDなどに使われているフラッシュメモリーには寿命がある。HDDの寿命よりも短いと云われている。フォーマットはフィアイル・アロケーションのデータベースをイチイチクリアーするので、formatの度に寿命は縮まるはずだ。
僕の場合、D800EにはCF64ギガエクストリームプロとSDXC64ギガエクストリームプロを、α7と7Rとにも各々エクストリームプロ64ギガを、D3300ブラックにも同じ、その他のカメラは使用頻度が低いので、何を入れているか把握していない。
まあ、エクストリームプロのメモリー価格だけでも高級カメラ一台分程度のコストだ。
とにかく、画素数の少ないカメラならば多少遅くても問題を感じないし、書き込み性能が気になることも少ない。其の境が20Mpix辺りに感じていたのだが、今回はちょっと困った。SONYのjpegは結構大きいので、これを使わなければよいのかもしれない。