ニコンのQ(消音)モードとα7RIIの電子シャッター
ここしばらくの間ニコンの上級カメラをあまり使わなかったので、色々驚いてたことがある。
その一つ、手元のD800E、 D610、 Df、 D7100で確認されたシャッターモード「Q」の存在、さらにD610には連写用のQcというモードが有る。
これは、小音モードとされている。シャッター、ミラーの動作をずらすのか、緩慢にして、小音化を図ろうという機構で、多分他メーカーでも同じ様なのがありそうだ。
でも、これって、DfのQモード以外くだらなすぎる。確かに消音は少しだけ効果が出ているが、音が小さくなっている訳ではない。
唯一、DfのQはレリーズボタンを戻すまで、次の音がしないので少しはましかもしれない。
いずれにしても、くだらない。D610のQcにいたっては、D40の様な音になっている。
ここで、α7r IIの無音モード(電子シャッター)について触れたい。D810にも先幕電子シャッターと云うモードがある。
先幕電子シャッターは先代のa7からついていたが、大した消音効果はない。ソニーの場合は反応性の向上の方が効果絶大だ。
ところが、ソニーの場合、全面電子シャッターになると、物凄いことになる。全く無音。
全面電子シャッター装置がついているカメラは僕の場合LEICA X Vario以来だ。LIECAのは非常に良くできていて、全く電子シャッターであることを忘れさせるが、SONYのはチョッと問題がある。
蛍光灯下での撮影でSONYの電子シャッターは結構なフリッカーが出てしまい、写真として成り立たないという場合がある。
いずれにしても、完全無音モードで僕のカメラの中で、唯一うまく行っているのはLEICAだけだ。